6月9日放送の林先生が登場したぐさっとアカデミア。すごく面白かったのはゴミ屋敷をアカデミックに分析する林先生の方程式です。
最近はゴミ屋敷アイドルやらゴミ屋敷モデルやら、片づけられない美女たちが多いですよね。
林先生が実際に訪れたゴミ屋敷は、人気アイドルグループ仮面女子の窪田美沙さんの家です。窪田さんの外見からはまさかゴミ屋敷に住んでるなんて想像はできないんですよ。
どころがどっこい、窪田さんのお部屋はペットボトルの空や生ごみが散乱し、衣類はぐちゃぐちゃに撒き散らされています。
ゴミの中に布団が敷いてあり、こんなところで絶対に寝れないだろ!って空間です。そして、そして、部屋に置いてある冷蔵庫は1年間も使っておらず、開けてみると1年以上寝かされた食品たちが…「ギャー」
さらには、窪田さんが住んでいる家にはキッチンがなく、水回りはトイレと一緒の洗面所。食器を洗うのもご飯を炊くのもトイレなんです。
便座の上に置かれた炊飯器でご飯を炊いて食べているんですよ。もう、あきません、信じられません…。
なんで、片付けられないんでしょうね…。
なぜ片付けることができずに、ゴミ屋敷にすまないといけないのか…。それは、食べかすや飲みカスなどの生ごみ、林先生がいう有機系ゴミを溜め込む人、そして、ゴミの中のどこになにがあるのか把握できていない人なんです。
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実はゴミ屋敷に住んいるのは特別じゃない
林先生の講義で紹介されていたのは、マイナビウーマンのアンケート結果とゴミ屋敷を実際に掃除をしている方からのデータです。
自分の部屋が汚いと思うか?
- 汚くない 49%
- 汚い 51%
これは、あくまでの自己申告なので、客観的なデータではないので本当のところはわかりません。
そこで、年間750件のゴミ屋敷を清掃する清掃会社まごのての佐々木さんによると、ゴミ屋敷に住む人はこんな人なんです。
- ゴミ屋敷の8割が女性
- 大半が普通の会社員
- 一人暮らしでワンルームの部屋が多い
1人の女性って人からみられることもなく、普段の仕事が忙しいから、家のことまでしたくないって感じなんでしょうね。ゴミ屋敷に住んでいようが人に見られなかったらいいや!って思いますもんね。
部屋が汚い女性を男性はどう思うのか
部屋が汚い女性と結婚できますか?という質問に対して、71.3%が結婚できないと回答しています。
ほとんどの男性が片付けられない女性とは結婚は考えられないと考えますよね。本当に実際に片付けができない人と結婚したら最悪ですよね。片付けても片付けてもどんどん散らかしていきますからね。
超キレイじゃなくてもいいけど、片付けることができない女性と一緒にいると疲れます。
でも、3割の人は、気にならないって言ってるんですよ。「自分も片付けられないから気にならない」って人や「自分が片付けられるから好きにさせてあげる」って人もいるんです。
自分が片付けられないと思う女性は後者を選んでくださいね。自分も片付けられない男性と結婚したら、家が恐ろしいことになりますよ。
問題のあるゴミ屋敷、問題のないゴミ屋敷
ゴミ屋敷といえどもそのゴミ屋敷には問題がある場合と問題がない場合があるんです。林先生の説明によるとゴミ屋敷はその中身によって4つのパターンに分類できると話します。それがこれです。
横軸は部屋が散らかっていたとしても、どこに何があるか把握しているか、していないか。
そして、縦軸が本屋や書類などの倉庫系のものなのか、食べかすや生ごみなどの有機系のものなのかということです。
1番の人は本屋や書類などが部屋に散らかっているように見えるが、本人はある場所を把握しているというパターンです。そして、2番の人は、書類や本、洋服などは散らかっていてどこになにがあるかわからないけど、生ごみなどの有機系ゴミはないという状態です。
4番は色々なゴミやものが散乱しているがどこになにがあるのか把握している状態です。
3番の人はどこになにがあるのかわかってもいないし、生ごみなどの有機系のゴミも大量にある状態。社会問題型というやつですね。3番が1番問題ですが、1番以外はあまり良くないゴミ屋敷のパターンなんですね。
1番は自己管理型。一見散らかっているようでも、どこに何があるのか把握しているので、探すこともないんです。逆に、すぐに使うものを元に戻すのが時間のロスになると考えるんです。本人が整理できていれば問題が無いんです。
こんなのは、スティーブ・ジョブズやアインシュタイン、林先生のような優秀な頭脳がないと難しいんです。
じゃあ、ゴミ屋敷にならないためにはどうしたらいいのか?どうやって片付けるのか?その答えは渡辺直美さんにあるんです。
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ゴミ屋敷を片付けるには渡辺直美にならえ
渡辺直美さんのお部屋も2年間一切片付けをせずゴミ屋敷に住んでいたんですが、それを見事に解決したんです。
渡辺直美さんは今は全部業者の人に片付けてもらっているんです。
部屋が汚いと思ってもどう片付けていいかわからない。だから、プロの人に任せたほうがいいというのがキッカケで週1回7000円ほどでプロの業者に頼んでいるんだそうです。
ある程度片付けができるひとからみたら、片付ければいいやん自分でお金もったいないとおもっちゃんですが、できないことをするほど苦痛なことってないですよね。
渡辺直美さんも「それで每日暗い気持ちになるよりかは、プロの任せるほうが明るく生きられる」と話します。
普通は、お金をかけたらそれでいいんでしょって単純に思いますがそうではないんですよ。
林先生は、「できないことはデキる人に任せるというような考え方ができる人はさらに先に行く」と話します。この発送は素晴らしいことだというんです。
できない自分をわかっていて、どういうふうに解決したら快適に生活をできるのかということをちゃんと考えているからですね。
そして、人に自分の部屋を任せるということは、自分では捨てないものをバンバン捨てられるし、けっこう勇気がいることなんですよね。お金だけの問題ではないんです。
だから、自分がどうしても掃除ができない人は、業者に頼んでみるのも1つの勇気ある決断なんです。
最後に
毎月定期的にお金を払うのはきつい!って人は、最初の1回をちゃんと掃除してもらって、片付けのルールも決めてもらうのがいいですね。
ゴミを捨てる場所・ゴミ出しをする日、まずは有機系のゴミを排除できるようにしたらいいのではないでしょうか?そして、洋服は洗濯をしてハンガーにかけて干したら、ハンガーのままクローゼットに収めるようにしておけば、たたむ手間も省けます。
片付けることがデキる人から、少しずつアドバイスをもらってできるところからやってみるってのも大切じゃないでしょうか?
ワタシも子どもの時は片付けが全くできなかったですが、今では少しはキレイにできるようになっていますよ。
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