林先生の初耳学の中でオーガニックコットンとコットンの違いという内容の初耳学が放送されていました。
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オーガニックコットンとコットンの質は変わらない?
オーガニックコットンといえばタオルやシャツなど身に付けるものに採用されて人気のある素材だということはなんとなくわかりますよね。
ですが、みなさんはオーガニックコットンと普通のコットンの違いをわかって利用していますか?
オーガニックコットンのイメージは『肌に良さそうな感じ』とか『体にいい』とか『着心地がいい』とかなかなかの高評価です。
そんなオーガニックコットンの値段は普通のコットンに比べて倍以上の値段がすることもあるのです。
しかしこのオーガニックコットンと普通のコットンの質は変わらないのです。
えっ同じ品質なのに値段が倍以上も違うの…?
どういうこと?
という感じになりませんか。じゃあなんでオーガニックっていうのでしょうか?
オーガニックの本来のイメージは有機的という意味なのですが、オーガニックというと無農薬で育てて健康にイイものなんてイメージありませんか?
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オーガニックコットンとコットンの違い
日本オーガニック・コットン協会の理事長森和彦さんの話によると
オーガニックコットンと普通のコットンの残留農薬を検査するとどちらともその量はほとんど変わらないのです。
普通のコットンは栽培するときに農薬を使うわけですが、なぜ農薬が残らないのかが気になるところですよね。
普通のコットンを育てるときに使われた農薬は時間が経つとほとんどを分解してしまって、最後の綿花に残っているということはまずないのです。
オーガニックコットンと農薬を使っている普通のコットンは科学的にも判別することは不可能なのです。
これだとオーガニックコットンの製品を購入する意味がなくなってしまいますね…。どちらのコットンの物を使っても残留農薬がなく、品質に差がないなら安い方を選んでしまいますよね。
では何故、オーガニックコットンを作っているのでしょうか?
オーガニックコットンを作っている理由
オーガニックコットンは品質を良くするために作っているのではなく、土地などを守るため、地球環境の保全を目的として作られているのです。
普通のコットン栽培だと農薬や化学肥料を使った方法では地下水の汚染や微生物の消滅がおこり、土がやせ細ってしまうのです。
普通のコットンに対してオーガニックコットンは農薬や肥料をできるだけ使わない環境でしているわけですから、土壌にもよく、環境にもよく、綿花農家の健康にも良いということになるのです。
オーガニックコットンとコットン品質にそれほど差はないことがわかりました。自分のために買うものであれば普通のコットンで十分だということですね。
オーガニックコットンを購入することで、地球に貢献が出来るということですね。こういう気持ちで買えばオーガニックコットンが普通のコットンのもの以上の働きをしてくれるかもしれないですね。
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