2017「テレビゲームをすると頭が悪くなるからやめなさい!」
僕が子供の頃によく言われた言葉です。ゲームを買ってくれたのは親なのにテレビゲームをやめろってどういうことなんかすごく疑問に思ってましたね。
「テレビゲームをするから、おまえは頭が悪い!」
なんてことも言われて、
「関係ないわ!」
って反抗してたのを思い出します(笑)お陰で自分の子どもにはゲームをしたらダメとは言えないですけどね。
そんなテレビゲームですけど、長時間でなければ、テレビゲームが勉強の邪魔にならないっていうことがわかっているんですよ!
子どものゲームを抑制しすぎている人は是非見て下さいね!
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テレビゲームは1日1時間程度なら、生活にいい影響もある
テレビゲームは実は、悪いものではないんです。
この研究は色々な学者が研究しているそうですが、イギリスのオックスフォード大学の研究では1日1時間ぐらいならば生活にいい影響を与えることもできるといいます。
1日1時間以内であれば生活への満足度が高く社交的になるっていう研究結果が出ているんです。
他にもこんなデータがあります。小学生のテレビゲームをする時間と国語の平均正答率を調べた調査では次のような結果がでているんです。
- ゲームをしない:71.0%
- ゲームを1時間未満:70.3%
- ゲーム時間が2時間以上:61.6%
この調査からも、1日1時間未満であれば、それほど成績には影響はないといえるんです。また、ゲーム時間を減らしたところで、勉強時間は増えないというデータもあるんです。
テレビゲームは何時間やってもいいわけではない!1日3時間以上は危険!
またオックスフォード大学の研究では、1日3時間以上ゲームをしていると、落ち着きがなかったり注意力が散漫になるっていいます。
テレビゲームのやり過ぎはダメだっていうことです。
1日のテレビゲームの時間が1時間以上2時間59分以内であれば、いい影響悪い影響もありません。
テレビゲームをする時は時間を区切ってやることがすごく大事ということ
小学生のころから、ゲームをする時は時間を区切ってやるってことが超重要だ!ということです。
1日1時間しかテレビゲームを出来ないのは正直、ゲーマーにとっては地獄ですよね(笑)いいところまですすめると途中で辞めることなんてなかなかできないですから。
でも、子供と話し合ってゲームをする時間はちゃんと決めた方が良さそうですね。
ワタシの時代は、テレビゲームをする時は必ず、テレビが必要だったので、親から1時間で無理やり電源を切るなんてことはされていました。
でも今は、ゲーム機が携帯型になっているので、外に持ちだされちゃったら、管理できないから難しいところですが…。
子供自身にいかに時間管理をさせるかということが大切になります。
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テレビゲームは完全に悪なのか?
林先生の初耳学のなかで、林先生は、学生の時はテレビゲームはなかったがその代わりに麻雀をやりまくっていて、人生にすごく役立っていると話しています。
理屈では語れない物事の流れ、勝負時、引きどきなどの勝負勘は麻雀で培われたと話していました。
これは、賛成・反対の両方の意見があるでしょうが、ゲームから学ぶ事もあるということです。人生なんて賭け事と変わらないところもありますからね。
実際に選択してやってみないと成功するかしないかわからない。でもやらないと先にすすめない。こんな時に勝負勘は必要だと思います。
でも、テレビゲームで勝負勘がしっかりと養えるのかはなんとも言えないところです。
他にも、ゲームの中で敬語が使われていて、敬語が使えるようになったとか、ゲームで覚えたことがテストに出て役立ったとか色々ありますよね。
僕自身子供の頃ゲームにどっぷりと浸かって思うことは、デジタル機器に全く抵抗がないことですね。PC・スマホ・タブレット…。新しい物に触れることが楽しくなるので、先端の技術に興味を持つにはテレビゲームは良かったんじゃないかなって思います。
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テレビゲームに使う時間を何で消化するかが問題
ゲームをするということは、何かの時間を犠牲にしないといけないことになります。
ゲーム時間だけであれば、勉強時間はそれほど減らさなくてもいいかもしれませんが、読書時間を減らすことが1番よくないことだと林先生は話します。
林先生は、生徒をみていて確実ゲームをやっている子は増えている。その一方で読んでいる本の量が減っている。そして、優秀な生徒は本を読んでいると話していました。
実際に林先生は読書から得たものが多く、読書時間を減らすのがもったいないといいます。
実際の中学のテストで成績がよかった子と良くなかった子の違いを調べた時、家に本が多いかどうかが決定的な要因だったんです。
中学2年生理科の平均点を見た時に
- 家にある本が200冊以下だと…550.9点
- 家にある本が201冊以上だと…590.4点
こんな結果が出ているんです。圧倒的に本を読んでいる生徒の方が成績がいいんです。
子供に本を読んでもらうには
子供に本を読んでもらうには、本を読みなさい!っていうことじゃないですよ。親が本を読んでいる姿を子供に見せることです。
特に小さいうちからそのような姿を見せていると、子供は親のまねをするので、自然と本を読んでくれるといいます。
最後に林先生は、読書の時間がゲームに置き換えられた時に、どういう人間ができるかはまだ歴史の中で答えがでていない。と話が出ていましたが、ゲームから得られるものも大事かもしれませんが、本を楽しんで読めるということも大事です。
ワタシはあまり本を読まず、ゲームに没頭した方ですが、頭の回転がとても鈍い。人と話すときのボキャブラリーが少ない。などなど、あまりいいことはないですね。
ゲームを完全にやめさせる必要はないですが、本を読んでもらう環境を作ることも同時に大事だということです。
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