12月9日の林先生の初耳学で面白い話を林先生がしていました。
その内容が『今一流企業が採用したいのはオタク』っていう話でした。
一流企業でオタク?いやーなんでもスマートにこなせて、一流大学を出ているエリートじゃないの?って思ってましたがそうではないようです。
林先生の知り合いで超有名企業の採用担当者の友人も「今はシュッとした優等生よりもオタク気質を持った学生を採用する」とはっきり言っていたそうですよ。
オタクがなんで高い評価を受けるのかよくわからないんですが、今はオタクが武器になる時代にきているということは間違いないんです。
じゃあ、なんでオタクの方が一流企業から好まれるのか、その理由をかいていきます。
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今の時代は広く浅い知識よりも、狭くても深い知識が望まれる
時代によって求められている知識のあり方というものは違います。
林先生は、以前は全体的なことが広く浅くできれば良いとされていた時代でした。
浅い知識だったとしてもいろいろなことを知っていることで、いろいろな分野の人と幅広く話すことができるので、いろいろな人とつながっていくことができました。
でも、今はインターネットがあります。
スマホが普及してからはちょっとわからないことがあってもすぐに調べることができるので、浅い知識だったら簡単に補うことができるんです。
それに対して、オタクの知識はたくさんのことは知らないですが、自分の知っていることに対しての知識がめちゃくちゃ深いところにあります。
しかも人からやれと言われてやるのではなく、自分で疑問を持ってどんどんと知識を深めていくので、狭くてもその領域のことに関しては天才的に知っているということになるんです。
この深掘りできている知識が評価される時代がきているということなんです。
本当に深い知識だと、インターネットで少し調べてもすぐに出てくるという知識ではなくなるし、いろいろな面から物事を見ることができるのもオタクの素晴らしいところですよね。
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オタクは自分の意見を言える!本気でケンカをすることができる
オタクの人は見た目は地味な人が多くて(筆者のイメージです。吸いません(汗))で、あまり人とケンカをするイメージはあまりありませんよね。
でも、自分が好きな分野のことになると別ですよね。
絶対的に知識に自信があって、譲れないことに関しては、徹底的に意見を言い合いますよね。
相手が認めなかったら、言い合いしてケンカになってしまうなんてことがありますよね。
自分の見解には絶対的な自信とプライドがあるからはっきりと意見を言うことができるんですね。
オタクが集まったチームはプレゼンでも好成績を残した
ある企業で新入社員を班に分けて合宿をしたところ、一つの班がなぜがオタクばかり集まりました。
それぞれの班で新商品のPR戦略をするという課題をだして、それぞれがプレゼンをするわけですが、だれもがオタクばかりの班はだめだろうと思っていました。
ところが、オタクばかり集まった班は、自分の意見を遠慮なく出し合い、その結果PR戦略のプレゼンは大成功になったわけです。
人の顔色を伺ってばかりだと良い意見は生まれない
こだわりのない人は、プレゼンなどの話し合いをするときに、みんなの様子や顔色を伺って、空気を読もうとしますよね。
その結果、自分は周りの人の意見と違っても、グループの方向性が決まりそうだったら、あえて意見を言うことをしませんよね。
言い合いになるのが面倒だったり、
自分が攻撃されるのも面倒だったり、
余計なことをいうとまた物事が決まらなくなったり…。
それが嫌なのでひいてしまうんですよね。その結果として無難なことが決まってしまい、いいものが生み出せないんですよね。
自分が自信のある分野の意見をぶつけ合って生まれてくるものが価値のある時代になってきたということなんです。
こだわりのあるオタクに価値がある時代がやってきたわけです。
僕は色々なものにハマりますが、知識の深さが足りなくて、オタクの領域に達することがなかなかできないなって思いますが、YouTubeを見ていても、鉄オタの動画とかは面白いものが多いです。
勉強になるし、鉄スキ(鉄道が好き)が見ると勉強になるし、紹介されている電車に乗ってみたくなるんです。
どんな分野でもどっぷりとハマって深い知識を得るっていうことは、人に何かを提供できる可能性が高いってことですよね。
自分の意見を曲げられないぐらいハマるものがある人が羨ましいです。オタクバンザイ!