死海文書の都市伝説を関暁夫が語る。この世の終末とは?

6月24日放送のやりすぎ都市伝説でも関暁夫さんはおもしろい話をしていました!

今回の都市伝説はすべての預言書の原点とされる「死海文書」の話でした。

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予言と預言

まずは、この言葉についておさらいしておきましょう。

『予言』っていうのは未来に起こるできことを予めいうことですね。明日に何かがおこると言ったら予言になるわけです。

そして、もう一つの『預言』が、神の意志を預かり人々に伝えることをいいます。この世は神の意志のもとに存在し、神の言葉により導かれるという考え方です。

今回は預言がポイントになります。

死海文書とは

死海文書とは、1947年死海の北西部「クムラン」で、羊飼いが洞窟内のツボから発見した巻物のことなんです。その巻物が後に死海文書と呼ばれて世界的な大論争を呼ぶことになりました。

死海文書は20世紀最大の考古学の発見と言われていて、紀元前最後の2世紀ごろの書物だったと考えられています。

死海文書はイエス・キリストの手がかり?

死海文書が書かれたのは、約2000年前。そのころの死海というのは、イエス・キリストが生きていたとされる時代と場所にあてはまります。

このことから、死海文書はキリストの謎の手がかりじゃないかと期待されていたんです。

しかし、死海文書は多くの注目を集めながら、死海文書の解読は当初の予定を大幅に遅れることになりました。

それは一体何故なのか…

その裏にはバチカンの圧力があったと言われています。

バチカン市国は世界最小の国家にして最大の権力を持ち、10億人以上の信者をもつ国です。

キリスト教の成立は紀元1世紀初頭といわれていて、死海文書はキリスト教が成立する以前のもの。死海文書の内容が明らかにされることは、カトリックにとっては不都合な何かがあったということじゃないかと推測できます。

死海文書の研究が始まった当初は、ユダヤ人は含まれておらずアメリカやイギリスなどの研究者だけが集められ解読作業が進められたんです。

死海文書の解読はロックフェラーによりすすめられた

ロックフェラー財閥とは、オイルマネーにより莫大な財力と権力を手に入れ、裏で世界を牛耳っていると言われる実業家一族です。

死海文書が初めて貯蔵されたのがロックフェラー博物館なんです。そう、莫大な財力を武器に死海文書はロックフェラーの管理下で行われていたんです。

死海文書を書いたのは誰?

死海文書を書いたのはクムラン教団が書いたというのが有力視されています。

クムラン教団とはユダヤ教の一派で「エッセネ派」から構成される集団で、死海文書が発見されたクムランにて集団生活を送っていました。

クムラン教団のメンバーは厳しい修業によって人知を超えた能力を手にした預言者集団だったと言われているんです。

なので、死海文書の中で色々な預言を残しているイエス・キリストもクムラン教団のメンバーだったという説があります。

神の啓示を記した、死海文書こそ後に登場する預言書のもとになった原預言書。終末思想の原点といっても過言ではないものなんです。

死海文書の中にある、終末に関する6つの重要な文章

死海文書の中にあるこの世の終末に関する6つの重要な文書がると関暁夫さんは話します。それが、

クムラン教団のおきてが記された「規律書」

終末地獄の様相がこくめいに記された「感謝の詩篇」

旧約聖書の一部でもある「イザヤ書」「ハバクク書」「ダニエル書」の3つの預言書

ダニエル書に描かれているこの世の終末とは

エルサレムの荒廃の時が終わるまでには主が預言者エレミヤに告げられたように、70年という年数があることを悟った

「ダニエル書より」

現在の聖地エルサレムはユダヤ教・キリスト教・イスラム教と3つの宗教が混在している状態です。これを、エルサレムの荒廃と預言しているんです。

そして70年間この荒廃状態が続くと言ってます。

エルサレムの建国は1948年。1948年から70年間荒廃が続き、70年後の2018年にイスラエルの荒廃が終わりを告げると言っているんです。

荒廃の終わりと言うのは再生を表しています。2018年にひとつの区切りを迎え、本来の1つの姿を取り戻すため新たな未来へ向けて動き出すということだと考えられるんです。

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この世の終末の重要文書・『戦いの書』

戦いの書は2000年前に預言されていた文章で、正義と悪の40年に及ぶ最終戦争のことが書かれています。

この正義と悪を光の子と闇の子と戦いとも言われていて、光の子はユダヤ民族を示すとも考えられています。

ロックフェラーが裏で世界を牛耳っている

この、戦いの書をロックフェラーが最初に手に入れて、世界に大きな影響を及ぼした文章なんじゃないかと、1つの考察を関暁夫さんはしています。

ロックフェラーといえばだいだいプロテスタントの家計になります。そして、イエス・キリストはクムラン教団のメンバーだったのではないかという説を信じるならば、ロックフェラーにとってクムランが残した預言は当たって当然のものになります。

こう考えると、ロックフェラーは戦いの書に書かれた内容にしたがって預言を実行してきたんじゃないのかとも考えられるわけです。

戦いの書

光の子と闇の子の戦い

40年の戦争の中に、5年の前哨戦 そして、6年の準備期間の後29年の大戦に突入し、世界は終末を迎える。

戦いの書より

戦いの書に記された40年の最終戦争が終結する終末の日それは2018年、そしてダニエル書の預言においてポイントとなったのが2018年と関暁夫さんは語ります。

1978年からすべては始まっていた

2018年の40年前1978年から全ては始まっていました。1978年で繋がるキーワードはアルカイダです。

 

1978年のソビエトのアフガニスタン侵攻をきっかけにアルカイダの前身組織の成立します。この時にイスラム義勇兵が武装化したことに端を発します。

その5年後、1983年にレバノンのアメリカ関連施設で自爆テロが起きました。それをキッカケにアメリカが中東問題へ介入し始めることになります。

そしてその6年後、1989年ウサマ・ビンラディンがアルカイダの指導者に就任しているんです。

これがきっかけになって、アルカイダの標的はアメリカへとシフトし、世界規模への紛争へ突入することになったんです。アルカイダの誕生、イラク戦争、今問題になっているISの登場。

そして、世界中ではテロが巻き起こっています。戦いの書に預言された29年の大戦の中にあると考えることができるわけです。

そして、2年後の2018年に混沌とした世は終末を迎え、再生へと向かっていくんです。

ちなみに、終末という言葉から戦争とか、この世の終わりを連想する人が多いけですが、ホントはそうではないんです。いまある人間の形が終わりを告げるということなんです。

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マイナンバー制度は人間の選別

ユダヤ人は古くから数字のパワーを信じていました。特に18という数字はユダヤ人にとって意味のある数字です。2018年の18と関連があるんですね。

18を構成するのは6+6+6です。この666にも重要な意味を持つんです。

ヨハネの黙示録の中に

世界の終わりすべての人々に666が刻まれるその刻印がないものは経済活動ができなくなる 

ヨハネの黙示録

という言葉があります。数字が刻まれたものしか経済活動ができない。まさしく世界中で始まっているマイナンバー制度です。

この制度の真の狙いは、この先の世界に生き残れるかどうかの人間選別だと関さんは語ります。マイナンバーで本気で人が管理されるようになると、誰がどこで何をしたかどんな思想をもった人間かまでわかるといいます。

2018年から始まる人間選別とは

人間選別とは新世紀への生き残りをかけたサバイバルレースのことをさすといいます。そして、刻一刻と迫るタイムリミットに向かって人は試されているといいます。

この選別が意味するものとは…。

イスラエルフリーメイソングランドマスターのアビ・バラネスさんはこう語ります。クムランの死海文書に預言された光の子と闇の子の戦い、まさに善と悪との戦いです。

残念ながら人間は、最後には自然界を消滅させ、自分たちをも消滅させることになるでしょう。

火星にいけるのは最も裕福な人間。そして選ばれた人間だけなのです。

ここで火星につながるということです。火星もキーワードですね。関暁夫さんは火星についても語っているので、2026年氷河期がくる?火星移住計画の都市伝説とはを読むと話が広がります。

 

死海文書にしるされたこの世の終末に関する預言。預言をもとに浮かび上がった様々な歴史。世界中で起こる事件は偶然か必然か…。

クムラン教団の言葉を信じ続けるものがいれば、もしその預言という名のシナリオを実行に移すことで世界を動かしているものがいたら…。

いま私達が見ている世界は、誰かの手のひらのうえで、意のままに操られてきた虚構の世界なのかもしれません。

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