1月24日放送のヨーイドンサンデーで放送されていたのが、食パンを100倍食べる方法です。
その方法を教えてくれていたのが日本で唯一のトースト評論家梶田香織さんです。
食パンの形で食感が違う
食パンの形には山型と角形がありますよね。この形によって食パンの食感が「モチモチ」・「サックリ」と違うのです。
このように食パンを選ぶと良いですよ!
- モチモチ派は角形
- サクサク派は山型
なぜ食感の違いが出るのか
角形のパンは型に入れてから蓋をして焼き上げます。蓋をするので、水分が逃げることができません。
そのため、生地の密度が高く、水分も多く含んでいるので、もっちり、しっとりとした食感を楽しむことができます。
山型は型に入れてから蓋をせずに焼き上げます。そうすると、水分も少なくなり、生地も自由に広がることができるため、
サクッとした食感が楽しめるのです。
角形と山型で生地の様子をみてもらうと、山型の方がパンの気泡が大きくなっていることがわかります。
どちらも美味しいので、その時の気分でパンの形を変えて買っておくと良いですね。
食パンの上下を知って美味しく焼く
食パンには実は上下が存在します。知ってました?
パンを購入した時に袋に入っていると思いますが、袋の上にパンの上側がくるように入っていますよ。
パンのミミをよく見てもらうとわかるのですが、
パンの上側はミミのがつるつるしてます。
パンの下側はミミがザラザラしています。
これを目安にしてもらうと簡単にパンの上下を知ることができます。
上下を知ってなぜ美味しく焼ける?
パンを焼くときはトースターを使うと思いますが、トースターの中の温度は手前の温度が低く、奥側が温度が高くなっています。
そしてパンを作る時の過程で、パンの上は生地の密度が低く、下がパンの生地の密度が上がります。
そのため、パンの下側の方が焼くのに時間が必要になるので、焼きムラが出来るのです。
そこで、温度の高いトースターの奥にパンの下側がくるようにやけば、焼きムラが少なくトーストでき、
美味しい食パンに仕上がるのです。
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コクと旨味をアップするためにバターを塗るベストタイミングは
バターを塗る時、トースターで最後まで焼き上げてから塗るのが普通だと思います。
これでも十分美味しいのですが、バターを塗るタイミングを変えるだけで、旨味をアップさせることができるのです。
バターは熱が加わることで旨味と風味が増します。
なので、パンに塗ったあとすこし熱を加えて上げた方がより美味しくなるのです。
ではバターを塗るベストタイミングを紹介します
- バターを常温で柔らかくしておき、トースターを温めておきます。
- パンの下側を奥にしてトースターで食パンを8割まで焼きます。(ほんのり焼色が付く程度)
- トースターからパンを出し素早くバターを塗ってトースターに戻します。パンを取り出した時にトースタのドアをしめて保温しておいてくださいね。
- あとは好みの焼色まで焼いていきます
これだけで、バターがぱんにしっかり染みこんでいつもと一味違う食パンが楽しめます。
トースターで焼くよりもフライパンで焼くほうが美味しい
食パンはトースターで焼くよりもフライパンで両面を焼くほうが、コクや旨味がアップして美味しく食べることができます。
- フライパンに熱を入れてバターをとかします。
- バターが溶けたら食パンをいれます。そして少しだけ上からおさえて焼きます。パンの白い部分がフライパンからちょっと浮くので、それを軽く抑えこむイメージです。
- 裏返して、焼色が軽く付くまで焼きます。
フライパンで焼くことでサクっとした食感に焼き上がりますよ。
冷凍した食パンはアルミホイルとビールを使うと焼きたての美味しさになる
食パンを冷凍すると焼いた時に水分が抜けてしまって味が落ちてしまいますよね。
さらには麦の風味も飛んでいってしまいます。
大さじ1のビールをパンに塗ることで麦の香りと水分を補うことができるのです。
でもビールを飲まないし、そのために1缶開けるわけにもいきませんよね…。
そんな時は麦茶でも代用ができます。麦茶大さじ1をパンに塗ってください。
そして食パンが冷凍されているとパンの中心になかなか火がとおりにくいので、アルミホイルに包んでから焼くと
中心まで温まります。
アルミホイルで包むときに隙間を完全になくして水分を逃がさないようにするのがポイントです。
全体的に火が通ったら、最後にアルミホイルを外して焼色をつけるとさらに美味しく食べることができます。
まとめ
食パンの焼き方一つで、味が変わってしまいます。食パンを焼くときに一手間かけるだけで美味しく食べることができるのです。
ただ食パンを冷凍しているひとも多いと思いますが、朝のバタバタした時に、これだけの手間を掛けることが出来るかが問題ですね…。
休みの前の日に飲んだビールを残しておいて、休みの前に試してみるといいですね。
美味しかったらちょっと早く起きてパンを焼くことをしているかもしれませんよ。
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