10月21日放送のそれダメで紹介されていたのはおばあちゃんの知恵。色々なおばあちゃんの知恵がありますが本当に効果があるのか無いのかを検証していました。

前回はゴーヤ・昆布・ハイビスカスを使用した美容法が効果があるおばあちゃんの知恵として紹介されていました。おばあちゃんの知恵袋。これなら本当に美容に効果がある!

今回のおばあちゃんの知恵は『風邪を引いた時、温めたこんにゃくを胸に貼る』というものです。本当に効果があるのでしょうか。

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風邪を引いた時のこんにゃく貼り方

風邪を引いた時のこんにゃくの貼り方は以下に紹介しますね。

  1. こんにゃくを切らずにそのまま、2~3分湯がきます
  2. 十分に温まったら、ふきんの上にこんにゃくをのせて水気をとります。
  3. 水気をとったこんにゃくを喉のした、胸の上部に貼ります

使い終わったこんにゃくは温めなおして食べるそうですよ。ムダがなくていいですね。

風邪を引いた時にこんにゃくを胸の上に乗せるのは効果があるのか

この方法が効果があるのか無いのかを教えてくれるのが、野村消化器内科の野村喜重郎先生です。

風邪を引いた時にこんにゃくを胸に張ること効果がある方法です。

風邪をひくと繊毛細胞と呼ばれる、気道にある細長い突起の働きがわるくなります。この繊毛はウィルスや最近を捕まえて外へ追いやる働きを持っているため、ウィルスなどを外へ排出する力が弱くなってしまいます。

そこで、胸を温めると、血液の循環が良くなって、繊毛細胞の働きが活発になり、ウィルスの排出を促してくれるのです。

さらに

腹痛の時はお腹を温めると、栄養を全身に運ぶ肝臓の働きや老廃物を排出する腎臓の働きが改善されると野村喜重郎先生はいいます。腹痛の時の温めたこんにゃくをお腹の上に乗せても効果が期待できるのです。

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ナゼこんにゃくがいいの?

こんにゃくはグルコマンナンという繊維で固めてあるものです。このグルコマンナンが固めてあることで長時間の温熱効果があるのです。

例えば湯たんぽを使って温めようとした場合は、外気で冷えたお湯が対流により、暖かいお湯と混じり会うことによって、全体の温度が下がりやすいのです。

しかしこんにゃくは水分がグルコマンナンで固められているため、対流が起こらず、冷めた部分と暖かい部分が混ざり合わないのです。

そのためこんにゃくは長時間温度が維持でき長い温熱効果が得られるのです。

 

今回のおばあちゃんの知恵袋、風邪を引いた時はこんにゃくを胸に貼るのは効果のある正しい方法でした。今はこんにゃくを使わなくても他のものでその役をできるものはあると思いますが、こんにゃくしかない!という時は是非お試しください。

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