毛布のかけ方で早くポカポカに暖かく寝ることができる!正しい毛布の使い方とは

寒い季節は毛布が大活躍!掛ふとんと毛布があることが快適に寝ることができます。

旅館とかに泊まってもそうなんですけど普通は下から、敷布団→毛布→掛け布団っていう順番が一般的だと思います。

でも、本当に毛布を快適に使うためにはこの順番って正しいのか疑問です。

そこで、テレビ番組の中で毛布はどの位置で使うことで快適に眠ることができるのか実験をしていました。

どのように毛布を使うと快適にポカポカで暖かく快適に眠ることができるのかまとめます。

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一般的には毛布はどの位置で使っている?

僕は掛け布団の下に毛布を敷くスタイルで育ってきたのでこれが普通なんですが、一般的にはどこに毛布を使っているのでしょうか?

テレビ番組の中で街頭100人に調査した結果こんな結果になっていました。

  • 掛け布団の下に毛布が15人
  • 敷布団の上に毛布が34人
  • 掛け布団の上に毛布が51人
  • 敷布団の下に毛布が0人

一般的には掛け布団の下に毛布が1番多いと思っていましたが、結果は掛ふとんの上に毛布が多かったんです。意外でした。敷布団の下に毛布はまずありえないと思うのですが、念の為にということで調査対象にしていました。

1番早く布団が暖まるの毛布の位置はどこ?

先程聞き取り調査をした4つ毛布の位置の中で、どの位置が一番早く暖まるのかの実験を番組内でしていました。

実験の方法は、4つの毛布の位置で、女性に寝てもらい、温度変化を機械で測定して一番早く暖まるものを調べます。この実験を科学的に検証するために協力されていたのが睡眠研究の第一人者杏林大学医学部教授の古賀良彦先生でした。

古賀先生によると、冬の布団の中の快適な温度は30℃ということで、布団の中が30℃に暖まるまでの時間を計測していました。

その計測結果がこちらです。

  • 掛け布団の下に毛布は29分5秒
  • 敷布団の上に毛布は24分25秒
  • 掛け布団の上に毛布が24分45秒
  • 敷布団の下に毛布43分50秒

とういことで結果は敷布団の上に毛布が1番早く布団の中の温度が快適温度になっていました。そして、ほとんど差がなく、掛け布団の上に毛布が続いていました。

早く布団を暖めたい場合は「敷布団の上に毛布」「掛け布団の上に毛布」のどちらかの選択が正解です。

普段している掛ふとんの下に毛布は温まるまでに時間がかかるんですね~。

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なぜ敷布団の上に毛布をかけると布団が早く暖まる?

敷布団の上に毛布を敷くことで、毛布の上に体がのっかります。毛布は背中、おしり、足などで押さえつけて体の熱を閉じ込める力があります。

そのために早く布団の中の温度が快適温度である30℃になったのです。

掛け布団の上に毛布も同様に熱を閉じ込めることが出来るのでそれほど時間がかからずに快適な温度になるんです。

寒くて眠れないときのオススメは掛け布団の上に毛布

寒くて眠れない…。少しでも暖かく寝たいっていう時は、『掛け布団の上に毛布』が一番のおすすめです。

人は寝ている間に200cc程度の汗をかきます。

体に触れている部分が毛布だと、毛布は汗を吸収することができないため、時間が経過すると逆に冷えてしまう可能性があります。

なので、通気性のある掛ふとんの上に毛布がおすすめです。

ただし、この方法は、掛ふとんが『羽毛ふとん』の時に限ります!

羽毛ふとんは体からの熱を吸収して暖かい空気の層を作ることで保温してくれます。その布団の上に毛布をかけることで熱が逃げるのを防ぐわけですね。

でも、羽毛ふとんの上に毛布をかけることで、布団の中が暑くなりすぎることもある

羽毛ふとんの上に毛布は、暖かい環境を作るのにはよくても、眠るのに快適な温度を作るのとは違います。

布団の中の温度が高くなりすぎると、快適な睡眠環境ではなくなってしまいます。

日本睡眠科学研究所によると、快適な布団の中の温度は32℃~34℃、湿度は45%~55%の間ということがわかっています。

掛ふとんの上に毛布をかけることで、熱が逃げにくくなるため、布団のなかの温度が上がりすぎて、質の高い睡眠をとることができないってことにもなっちゃいます。

どうしても寒くて眠れない時は羽毛ふとんの上に毛布がおすすめですが、そうじゃなければ、羽毛ふとんの下に毛布を敷くという方が快適に眠ることができます。

人によって快適な温度は違うので、色々と試してみることは必要ですが、完全な寒さ対策には羽毛ふとんの上に毛布を実践してみてくださいね。

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