10月21日放送のそれダメで放送されていた、食卓の人気者豆腐の新常識が放送されていました。

夏でも冬でもどの季節でも豆腐は食卓に並ぶ食材のひとつですよね。そのまま薬味などをつけて、食べてもいいですし、寒い季節には湯豆腐にして食べるなんていうこともありですよね。

簡単で食事の一品になる豆腐ですが、実は豆腐の食べ方間違っていることが多いのです。ちょっと食べ方を変えるだけで美味しく豆腐を食べることができます。その食べ方を紹介しますね。

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豆腐を冷蔵庫から出してすぐに食べるのはダメ

冷奴を食べるときに、冷たい方が美味しいので冷蔵庫から出してすぐに食べる人は多いではないでしょうか。

この食べ方だと豆腐本来の味を味わうことができないのです。

豆腐作りのプロ青山隆さんが美味しい食べ方を教えてくれます。

冷蔵庫から出してすぐの豆腐は、豆腐の冷たさだけで味わっていないのです。味は豆腐のかけるタレと薬味の味しか感じることができないのです。

美味しく食べるにはどうしたらいい

豆腐を美味しく食べるには17℃~18℃の温度で食べるのがベストです。この温度で豆腐を食べると、出来立ての豆腐に近づける事が出来るのです。

ですから、豆腐を冷蔵庫から出して15分程時間を置いてから食べると美味しく食べることができるのです。

冷蔵庫から出しておき、豆腐の温度が上がると、水分とともに豆腐の中の雑みが抜けるのです。そして、豆腐本来の甘み・香りが引き出されるのです。

科学的分析でもその美味しさを証明

味香り戦略研究所にて17℃の豆腐を検証されていました。味香り戦略研究所の高橋貴洋さんによると、人間の体温から大体マイナス20℃が冷たいと感じることができるそうです。

ですから17℃の温度はギリギリ冷奴と呼べる温度なのです。

冷蔵庫から出したての状態4℃と17℃の豆腐の溶液を味覚センサーで比べてみると、17℃の豆腐の方が甘み・うまみの余韻・うまみ・塩味が4℃の豆腐に比べて格段に上回る結果が出ていました。

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豆腐をパックから出してそのまま使うのはダメ

豆腐はパックから出してそのまま使いますよね。大抵の人はそうだと思うのですが、実はパックから豆腐を出した状態だと美味しくないのです。

青山さんによると最近の豆腐は水晒しがされていないので、豆腐の周りの水にはエグ味など味のマイナス成分が含まれているのです、

パックに入っている水に含まれているのは大豆から出るサポニンといわれる苦味成分。そのまま使うとサポニンも含まれ料理を不味くしてしまうのです。

豆腐を使うときはパックから出した後にさっと水洗いをする事が大切になります。

湯豆腐を四角に切るのはダメ

湯豆腐は普通四角に切って食べますよね。なぜ四角に切って食べるにはあまり良くないそうです。

東京理科大学の川村康文先生によると、四角だと力学的に崩れやすいのだそうです。

切り方を工夫するだけで崩れにくくなります。その切り方とは…。

湯豆腐の切り方

このように三角形に切ると箸で持ち上げた時に全く崩れないのです。

豆腐を掴むときに余分な力を入れる必要がなくなるので安定して持ち上げることが出来るのです。

四角い豆腐の場合だと豆腐を挟む力と持ち上げる力の両方が必要になります。豆腐を持ち上げる力がかかった時に豆腐が崩れてしまうのです。

しかし三角形だと挟む力があまり必要なく持ち上げる力がだけでいいのでくずれにくいのです。

 

豆腐の美味しい食べ方を紹介しました。冷奴は冷蔵庫から出して15分ほど置いておくことでおいしくなり、豆腐を料理に使うときはさっと水洗いすることで豆腐の美味しさを引き出す事ができます。そして湯豆腐の時は三角切りで持ちやすくなります。

ちょっとした工夫で美味しく食べることができるので、是非試して見てください。

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