40歳から始める認知症予防法!脳・体・食の認トレの方法とは

11月19日放送のサタプラで放送されていたのは、40歳から始める認知症予防のお話でした。

日本は長寿社会になり、長生きができるようにはなりましたが、健康で、最後まで生きるということが課題になっています。

健康で長生きできなければ、何のために生きてるのか…。すごく考えてしまいます。長生きはしたいけど、1番なりたくないのは認知症です。

認知症になったら、自分のことがわからなくなるだけではなく、色々なことに介助が必要になり、自分も介護者も大変な思いをしないといけなくなってしまいます。

認知症にならないために、大切なことの1つが認トレ。40歳から脳を鍛えて、なるべく元気に行きていくために今から実践していきましょう。

認トレについて教えてくれていたのは、認知症の予防医ひろかわクリニック院長の広川慶裕先生。認トレは脳と体と食を組み合わせて、五感をフルに使うことで、脳を若返らせるんです。

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40歳からなぜ認知症予防が必要?

40歳といえば、仕事では役職にもついてバリバリ働いている年代。まだまだ、脳は大丈夫でしょ!って思いますが、認知症の原因と言われているアミロイドβの蓄積は40歳ごろから始まっているんです

アミロイドβが蓄積するとアルツハイマー病の原因になると言われています。このアミロイドβの蓄積を防ぐ方法は今のところないんです。

でも、40歳から認トレをすることで脳を活性化しておけば、たとえ、脳内にアミロイドβが蓄積しても、認知症発症リスクを抑えることができるんです。

なので、40歳から認知症を予防していかないといけないんです。年齢が若いほど脳は効率よく鍛えることができるので、40歳から始めるといいんです。

認トレの方法とは

認トレは脳トレと比べて、より広範囲に脳の神経細胞を刺激し鍛えることができます。なので、脳トレだけでなく、認トレをすることが大事なんです。

体の認トレ

最初は体の認トレをやってみましょう。この体の認トレは最近起こった記憶、短期記憶を鍛えることができます。

まずは認トレ体操4つのポーズを覚えます。

1のポーズ:右手を上げる

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2のポーズ:左手を上げる

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3のポーズ:右手を前に伸ばす

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4のポーズ:左手を前に伸ばす

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この4つのポーズを覚えましたか?これをしっかり覚えることができたら、4つのポーズを声に出しながらとります。頭の記憶でやっていきます。

「2・3・1」でポーズをとって見ましょう!できましたか?

頭が混乱してできなかった…って言う人も大丈夫!頭と体の混乱が脳に刺激になって、認知症予防に効果的なんです。

この体操は、『1から4のポーズ』と『直前に言われた数字2つ』の短期記憶を同時に鍛えることができます。短期記憶が衰えると、同じものを何度も買ってしまったり、直前のことを忘れてしまいます。

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脳を使った認トレ

続いては、脳をつかった認トレ。鍛えたい能力は推論。認知症になると1番最初に衰えてきやすいのが推論。推論というのは、物事を推理する力や予測する力、段取りをつける力です。

推論の能力が衰えてくると、待ち合わせの時間を逆算することができずに遅刻が増えてしまったり、料理の段取りをつけることができなくなります。

この推論を若い頃から鍛えておくことが最も効果的な認知症予防になります。推論を鍛えるのに最適なのがバラバラ文字並べ!

例えば『けつまた』と並んでいる文字を並び替えると、なんの単語になるのかを当てるわけです。

並び替えたらなんという文字になるかわかりましたか?

ヒントは秋の味覚です。答えはまつたけです。

このように、バラバラになった文字を並び替えて、単語にするということで、推論の能力を鍛えます。絶対にしてはいけないのは、紙に書いて考えることです。頭の中で並べ替えることがポイントですよ。

頭に負荷をかけないと、認トレにはなりませんよ~。では、次の文字を並び替えて意味のある言葉にしてください!

①「ごんうし」

②「きんかあ」

③「いおかづこ」

④「がぼしれな」

最初はこの4つの問題です。ぱっとひらめいても、閃かなくてもOKちょっと考えてわからなければヒントを見てみましょう!

それでは、ヒントです。

①街中にあるものです

②ゴミですね

③子供のお楽しみ

④みれたらラッキー

ヒントを見たら、さっきは閃かなくても、出てきますよ。ヒントをみてひらめいてもOKです。ヒントをみても答えが出てこない時は、答えをみましょう!

①しんごう

②あきかん

③おこづかい

④ながれぼし

ここからができたら、こちらの問題もやってみましょう!すこし難しくなります!2つの単語が隠れていますよ。

⑤「リキケーンプ」

⑥「シラビサカワ」

⑦「ミカタオブオ」

この問題になってくると若干ややこしいです。わからなければヒントを見ましょう!

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⑤スイーツ

⑥料理に関係・スパイス

⑦2文字と4文字・童話・動物

わかりましたか?2文字を探すのは大分難しくなりますよね。

それでは答えをみていきます。

⑤ケーキ・プリン

⑥ワサビ・カラシ

⑦オオカミ・ブタ

なかなか難しかったでしょ!わからなくても、頭を使って脳を混乱させることが認知症の発症リスクを抑えてくれます。

食の認トレ!認知症予防に役立つMCTオイル

最後に、認知症を予防する可能性を秘めた料理の紹介です。アミロイドβの蓄積を防ぐ可能性がある料理それが、カレーです。

カレーに含まれるターメリックの中に含まれるクルクミンがアミロイドβの沈着を防ぐ効果が期待できると言われています。

さらに、認知症を予防するのに役立つのがMCTオイルです。MCTオイルとは、中鎖脂肪酸100%オイルのことです。

MCTオイルは体に入れると、エネルギーに変わりやすくなります。中鎖脂肪酸は体の中に入ると消化しやすくエネルギーになりやすいんです。

認知症の原因の1つ加齢による脳のエネルギー不足をMCTオイルが補ってくれるんです。

認知症に効果が期待できると言われる、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が60%含まれているのですが、 MCTオイルは100%です。MCTオイルは大手スーパーで購入することができます。

MCTオイルは1日に小さじ1杯ぐらい、お味噌汁、サラダにかけるとOKです。とりすぎは、下痢などの原因になるので注意が必要です。また、MCTオイルは火を通すとダメです。

 

カレーにMCTオイルをかけると、認知症予防効果がさらに期待できるということです。

認トレ効果をアップさせる方法

さらに脳トレ効果をアップさせる方法がありますそれが『耳もみ』です。耳をもむと脳の血流がアップにもつながり、認トレの効果アップが期待できるんです。

  1. 手のひらで耳の後ろから前に耳をおさえて1秒とめる
  2. 手のひらで耳の下から上に耳をおさえて1秒とめる
  3. 手のひらで耳の上から下に耳をおさえて1秒とめる
  4. 耳たぶを揉む
  5. 耳をひっぱって離す。耳の上・中・下

余裕があればこちらもお試しください!

 

認知症には絶対になりたくない!そう思ったら楽しみながら認トレやってみましょう!!

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