秋といえばサンマですよね。サンマは塩焼きにして食べることが多いので、サンマの脂を効率よく摂取でき、魚で摂取したい栄養素EPA・DHAが効率よく摂取できます。
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秋には脂ののったサンマがおすすめなのですが、毎日食べるわけには行きませんよね。そこで、今回はサバの缶詰を使って効率よくEPA・DHAなどの栄養素を摂れるだけではないんです。
サバ缶にはダイエットにも効果的とされています。ではサバ缶がなぜダイエットにまで効果的なのかまとめてみましょう。
サバ缶のダイエット効果とは
サバ缶にダイエット効果がある理由を教えてくれるのは東京医科大学病院の小田原雅人先生です。
缶詰でも栄養が摂れるのか
魚を煮たり焼いたりすると、栄養素が多く含まれる魚の脂が落ちてしまいます。缶詰にすることで、青魚のEPA・DHAを含む脂がまるごと入っているのです。
そして缶詰にすることで、酸化しにくく、劣化が進みにくいのです。
缶詰にするメリットは大きいのです。
サバ缶のダイエット効果
サバなどの青魚に多く含まれるEPA・DHAにはGLP-1という食欲を抑えて体重を減らす消化管ホルモンを分泌させる働きを持っているのです。この働きによって体重を増やしにくくするという効果が期待できるのです。
EPA・DHAが小腸のGLP-1を出す細胞を刺激してGLP-1の分泌が増加するのです。
GLP-1について
痩せるホルモンと言われるGLP-1は食べ物を腸に送る速度を遅くして急激な血糖の上昇を防ぐのです。そして、脳の満腹中枢を刺激して食べる量を減らすのです。
新鮮な魚を大量に摂るのは経済的にも難しいですが、サバ缶は安価でEPA・DHAも豊富なのでおすすめなのです。
GLP-1の効果を高める食材は食物繊維
痩せるホルモンGLP-1を作る細胞は小腸下部から大腸に多いのです。消化されにくい食物繊維は大腸まで到達できるので、食物繊維が大腸の細胞を刺激し、GLP-1の分泌を促進するのです。
これに小腸でGLP-1の分泌を促すEPA・DHAとの効果を組み合わせるとダイエット効果がアップするのです。
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サバ缶のダイエットレシピ『サバ缶入りピリ辛豆乳汁』
材料(二人分)
- サバ水煮缶 1缶
- キムチ 50g
- 長芋 120g
- しめじ 50g
- 水 200cc
- 豆乳(無調整)200cc
- 万能ねぎ 20g
- ゴマ油 適量
作り方
- ゴマ油で角切りにした長芋・しめじ・キムチを炒める
- 具材に火が通ったら豆乳と水を加えて沸騰させます
- サバ缶を汁ごと加え沸騰させます
- お好みですりおろした長芋を加えてとろみをつける
- 汁を器に盛り、万能ねぎを散らせれば完成です。
長芋・しめじに食物繊維が豊富に含まれているので、サバ缶と食物繊維を両方いっぺんに摂ることができるのでダイエットに理想的な料理なのです。
さらにこれだけではなく、EPA・DHAの中性脂肪低下作用や豆乳が入っていることで、豆乳に含まれるコレステロール低下作用と合わせて生活習慣病の予防にも役立つのです。
サバ缶だけ食べればダイエットができるわけではありませんが、ダイエットレシピの一つに加える価値は十分にあると思います。
ちなみにミス日本はしっかり食べてダイエットを実践してますので、サバ缶だけはやめてくださいね。ミス日本のダイエット方法はよく食べる?食べてなぜ痩せるのか。
また、EPA・DHAは認知症を予防し、血液をサラサラにする効果があるともされていますので、食べる価値は十分にありますね。
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