12月1日放送のバイキング。この日は番組すべてがひるたつ。カリスマ内科医の秋津壽男先生が教える、がんは9割予防できるというものでした。

その中でがん予防にいいとされる事が『お茶を飲む』ということでした。

お茶の何がいいのか、ナゼお茶がいいのかをまとめてみました。

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日本でがん死亡率が低い町は静岡県掛川市

日本でがん死亡率が低い街トップ3に男性・女性ともに1位にランクインするのが静岡県掛川市。

掛川市民はお茶をどれぐらい飲むのかという事を聞いてみると7~10杯と答えている人が多かったです。また、学校の給食でもお茶が用意され、小学校の頃からお茶をたくさん飲んでいるのです。

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お茶とがん予防の関係は

お茶とがん予防の関係について教えてくれるのは、これまで2000件のがん手術を手がけがん予防研究の第一人者でもある、西台クリニックの済陽高穂先生によると、

がん予防に効果的なのは緑茶だと話します。

緑茶にはカテキンビタミンCが含まれていて、体のサビつきを防止して、がん予防に効果があるのです。

細胞を傷つけがんのもとになるのが、活性酸素と言われています。この活性酸素を消してくれるのが、カテキンやビタミンCなのです。

その成分を多く含む緑茶ががん予防に効果的と言われているのです。

そしてただの緑茶ではなく、掛川市で飲まれている緑茶「深蒸し茶」ががん予防に効果的なのです。

深蒸し茶とは

深蒸し茶はお茶の葉を蒸す時間を普通の緑茶の約2倍長く蒸す製法なのです。大型スーパーで販売され、お茶の値段も普通のものとそれほど変わりません。

では、なぜ深蒸し茶は普通の緑茶よりもがん予防に効果的なのでしょうか?

深蒸し茶ががん予防に効果的な理由

深蒸し茶にはβカロテンビタミンEクロロフィルがふくまれています。これは通常のお茶よりも長く蒸すことによって溶け出しているのです。

  • βカロテンはがんの原因となる活性酸素を消す作用があり、
  • ビタミンEは抗酸化作用の他に血行を良くする効果があります。
  • クロロフィルは遺伝子をの損傷を修復する役割があります。

掛川市民はなぜ深蒸し茶を飲んでいる

掛川市は他の市の茶畑と比べて日照時間が長いため、渋いお茶が出来上がります。そのため、渋すぎると不人気だったのです。

そこで、渋みを和らげるために、通常のお茶の蒸し時間の倍の時間のをかける深蒸を考案したのです。

また、秋には枯れ草をかり、茶畑に敷き詰めて土壌を肥やすという世界重要農業遺産システムにも登録されている、茶草場農法という方法をとられているのです。

そのような工夫があり、掛川市のお茶は美味しく質のいいお茶が生み出されうようになったのです。

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家庭で簡単に出来るがん予防が期待できる深蒸し茶の作り方

この方法を教えてくれるのは掛川市認定の掛川茶マイスター平岩節子さんです。

平岩さんが教えてくれうのは、水出しのお茶の作り方です。

  1. 1ℓの水道水を沸騰させ、カルキを飛ばします
  2. 沸かしたお湯を冷蔵庫に入れ約3時間冷却します
  3. 水1ℓに対して茶葉約30gをいれて、冷蔵庫で1時間冷やします。

これでがん予防に効果が期待できる水出し深蒸し茶が完成です

水出し深蒸し茶がいい理由は

水出し深蒸し茶にはエピガロカテキンが多く含まれています。エピガロカテキンは防腐性が強く、細菌やウイルスを抑制してがん予防に効果があります。

冬にむかってインフルエンザにも有効なのだそうですよ

カテキンはポリフェノールの一種で抗酸化作用があるのですが、その中でもエピガロカテキンは最強のカテキンなのです。

熱く入れるとカフェインが多く出て水出しにするとカテキンが抽出されるのです。

ですから、水出しにすることでカテキンが多く抽出されカフェインもすくなく子供が飲んでも安心です。

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まとめ

静岡県掛川市民の方々ががんの死亡率が低いのか、それは深蒸し茶に秘密があったのです。

深蒸し茶を水出しで入れることによって、がん予防成分であるエピガロカテキンが抽出され、その予防効果が期待できるのです。

大型スーパーで買えるものなので、いますぐ試してみたいですね!

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