2016年1月5日放送の林先生の今でしょ講座の特集は名医が作ったインフルエンザ検定です。

1月2月といえばインフルエンザが流行って、学校では学級閉鎖になったりして大変ですよね。

この時期はできるだけ人ゴミを避けたいですが、都会に住んでいたり、通勤・通学をするとなるとそうはいきませんよね。

そこで、インフルエンザ抑制に効果が期待できるとされている食べ物について紹介します。

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インフルエンザには梅干しが予防効果が期待できる。

インフルエンザが梅干しに予防効果があるという研究は、和歌山県立医科大学の宇都宮洋才先生がおこなったものです。

梅干しの研究は、インフルエンザウイルスを細胞に感染させて、梅干しの成分を加えたものと加えなかったもので細胞への影響をみた実験なのです。

この実験の結果梅を入れるとインフルエンザウイルスが増えないということがわかってきたのです。

梅干しの成分を含まなかった細胞は7時間後にウイルスの増殖でやられてしまった細胞が増えているのですが、梅干しの成分をつけたものは7時間たってもウイルスは増えていなかったのです。

梅干しに含まれる梅酢ポリフェノールがポイント

梅干しをつけた時にできる梅酢。梅酢の成分の中に梅酢ポリフェノール(エポキシリオニレシノール)が含まれています。

この梅酢ポリフェノールがウイルスの増殖を抑えたり、ウイルスの感染力を抑える効果が期待されています。

梅干しを食べたら予防できるのか

宇都宮先生によると、梅干しの予防効果は研究段階ではありますが、毎日食べることでインフルエンザの予防効果が期待できるそうですよ。

あまり梅干しを食べない…。という人もインフルエンザが流行るこの時期だけでも食べるといいかもしれません。

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梅酢ポリフェノールは今後どのような使いかたがされるのか

梅酢ポリフェノール(エポキシリオニレシノール)は今後、安全な消毒薬やうがい薬の開発に期待されています。

梅の効果が科学的に完全に証明されれば、安全な薬ができることが期待されるので、私たちにとっては嬉しいニュースになりそうです。

梅酢ポリフェノール今後も注目しておきましょう。

インフルエンザ予防には梅干し茶がオススメ

芝大門いまづクリニック院長の今津嘉宏先生がすすめるのは梅干し茶です。梅に含まれる梅酢ポリフェノールがウイルスの増殖を抑え、お茶に含まれるカテキンの殺菌作用の相乗効果が期待できます。

インフルエンザ対策にはもってこいの飲み物になります。

まとめ

梅干しは昔から体にいいと言われていますよね。おじいちゃん、おばあちゃんから体にいいから食べなさいなんて言われた経験もある人もいるはずです。

研究の結果、おじいちゃん・おばあちゃんが言っていたことはウソではなかった事が証明されています。

どうしても苦手な人はなかなか食べることができないかもしれませんが、インフルエンザが流行る冬の間だけでも梅干しを食べると、インフルエンザを予防する効果が期待できますよ。

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