8月17日放送の主治医が見つかる診療所で放送されていたのは、粘膜バリアを強化して、病気知らずにという特集が組まれていました。
粘膜バリアを強くすると免疫力がアップするのです。夏は暑さで体力も奪われがち、そんな時はこんな方法で粘膜バリアを強化しましょう。
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粘膜バリアとは
粘膜バリアについて教えてくれたのは、辨野義己先生 粘膜バリアは粘膜免疫友いわれていて、免疫学の世界でも注目されているのです。
粘膜バリア粘膜がありその上を粘液がコーティングしている状態です。
免疫の調整をする機能が口から肛門までの粘膜に基本的にあるといわれています。ですので、粘膜バリアが正常に作用しているかが免疫調整にとって一番大事な鍵となるのです。
外からの細菌などの侵入を防ぐ最初は『口』
消化管の中で一番最初にくるのが口です。口の粘膜が一番最初のバリアなってくれて、風邪を予防したり、インフルエンザのウイルスが入っても、インフルエンザに負けないようにしているのです。
そこで必要になるのが口の中の粘膜を強くするということです。
口の中の粘膜を強くするにはどうしたらいいのかを教えてくれたのが筑波大学歯科口腔外科の武川寛樹先生です。
武川先生は口の中をしっとりとさせることで免疫力を上げることができるとはなします。
それは、最初のバリアが口腔粘膜及び唾液だからなのです。
唾液がいっぱい出るということは口腔粘膜を防御すると同時に色々な菌を倒す事ができるのです。
最近やウイルスのほとんどは口や喉から侵入するので、口を守る唾液と、口腔粘膜は非常に重要になるのです。
唾液の役割
粘膜バリアをより協力にするのが唾液なのです。そんな唾液の役割は
- 殺菌作用
- 粘膜バリアの表面についた菌を洗い流す洗浄作用
なのです。ですから唾液の働きで防御作用は大きくアップします。
夏は口の粘膜を弱らせる
エアコンの除湿機能で口が乾燥したり、逆に暑い環境にいると水分を失いやすく口が乾きやすいのです。そう夏は口が乾きやすいのです。
唾液がかなりでなくなると食事もとれなくなってきましゅ。そして、精神的にも影響を与えるし消化にも影響を与えます。その結果、身体全体の免疫力が下がっていくのです。
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唾液を出して口の粘膜バリアを強化する方法
こぶ茶を飲む
こぶ茶で症状が改善する理由は、昆布に含まれる旨味成分のうちグルタミン酸は唾液の分泌作用があると言われています。
旨味成分を感じると脳が食事をしたと錯覚し唾液を分泌するのです。
レモンや梅干しの酸味が唾液が出やすいとされますが、酸味ででる唾液は分泌が2~3分で減少するそうです。
それに比べて昆布の旨味のほうが唾液は分泌されやすく、20分近く分泌され、酸味よりも長い時間唾液が分泌されることがわかっているのです。
ポイントは旨味をじっくり感じるようにゆっくり飲むということです。
塩分が気になる人は昆布を見ずに浸して作るこんぶ水がおすすめです。
1日1~2杯喉が渇いた時に飲めば効果的なのだそうです
唾液腺をマッサージする。
唾液腺には耳下腺・舌下腺・顎下腺とありますが、そのうちの耳下腺と顎下腺は外からマッサージすることができます。これらをマッサージすることによって唾液の分泌を促すのです。
耳下腺のマッサージ
耳を人差し指と中指ではさみアゴに沿ってこするように4回刺激する
顎下腺のマッサージ
顎の下のやや膨らんだ辺りから顎先に向かって、親指を使ってをこするように4回刺激する
耳下腺を4回、顎下腺を4回を1セットとして、2セット行ってください。
耳下腺と顎下腺のマッサージは中にたまっている唾液を押し出す効果があるので、即効性がみられます。
さらにコレを組み合わせるとさらに唾液の分泌を促すことができるのです。
下関のツボ押し
下の図を参考にしてもらって、下関を中指、顎下腺を親指で優しく押さえて回すようにマッサージを4回していきます。
寝る前と朝起きた時1日2回するとよいそうですよ。
口の中をしっかりとケアして環境を整えてあげましょう。唾液をしっかりと分泌させることとで、細菌やウイルスが入ってくる第一の砦をしっかりと守っていきましょう。
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“唾液を出して、病気に強くなる。口の中の粘膜バリアを強化する方法” への2件のフィードバック