だんだん気温が高くなってきて、暑くなってくると、足を出す機会が増えますよね～。で、足を出す時にきになるのがむくみ。
サタデープラスというテレビ番組の中の調査では、100人中83人が足がむくんでしまうって答えていたんです。足首から下がジンジンしびれてきて、疲れがとれなかったり、立ち仕事でむくんでぞうみたいな足になったり…。
むくみって寒さで血管が縮んでしまって、血液の流れが悪くなる冬に多いと思いがちなんですけど、実は夏にも足がむくむことは多いんです。
しかも、夏のむくみは、夏太りの原因とか足の悪臭の原因にもなるっていうから、なんとかいないとやばい…。そこで、夏のむくみたい対策についてまとめていきます。
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夏にどうしてむくみが増える？夏にむくみが増える原因はなに？
夏のむくみの原因については北青山Dクリニック院長阿保義久先生が色々とお話をされていました。
なんで足がむくんでしまうの？
むくみは血管の中に余分に溜まった水分が血管の壁から外に染み出してしまって、その水分が細胞の間に溜まった現象のことをいいます。重力により水分がたまやすい足にみられ、ホルモンや筋力の関係から女性に多くみられます。
長時間たって仕事をしたり、運動不足、血行不良や冷え性、水分や塩分のとりすぎなどもむくみの原因になりますし、足の静脈瘤ができたり、心臓や腎臓、肝臓などの病気のときにもむくみがあらわれます。
夏はどうして足がむくむ？夏は足がむくむ条件が揃っている
夏にも血流が悪くなる原因があるんです。そう、夏ならではのむくみの原因があるんです！
夏のむくみの原因1
夏の暑さで血管が膨張し血流の勢いが鈍くなり血管から水分が染み出しやすくなる。
夏のむくみの原因2
大量の汗と共に水分代謝を調整する物質が流れ出てしまい、むくみやすさに繋がる
だから、暑い夏は普通に生活していてもむくみやすいんです。
また、台風などのが多く気圧が高いところから低くなることが多く、血管が広がりやすく血流が鈍くなることで水分も溜まりやすいことが考えられるんです。
むくみで足からアンモニアの臭い！雑菌だけが原因ではない
足からアンモニアの臭いがするってなかなか衝撃的なんですけど、コレを話していたのが、五味クリニック院長五味常明先生。
むくみが原因の足の臭いは、一般的な足の臭い汗や雑菌によるものは全く違うんです。むくみで生まれる臭いはアンモニアが混ざっていて疲労臭ってよばれるんです。
これに関しては、まだ科学的な裏付けはありませんが、むくみとアンモニア臭は関係がある可能性は高いそう。
むくみの足の臭いに関して、臭気判定士の松林さんが確認したところ、むくみのある女性の足から普通は臭わないアルカリ性の臭いそう、アンモニアの臭いがしたんです。
まぁ、臭いには個人差がありますし、3人中1人だけだったので、むくんでいる人はみんながアンモニア臭がするってことはありません。
疲労臭は臭うだけではなく、最悪の悪臭を放つ
疲労臭はただ臭うだけではないんです、一般的な雑菌由来の足の臭いに疲労臭が混ざることでより強い悪臭になることがある。
しかも、疲労臭は、一般的な足の臭いと違って足の中から出てくるため、足の表面の汚れや雑菌が作る臭いとは異なって、洗っても臭いを消すことができないんです。
よく洗ったから大丈夫って思っても、臭いが残ることがあるってことです。
夏のむくみのせいで血流の鈍ってしまったむくみの状態だと、アンモニアなどの老廃物を肝臓が分解しきれず、体内に拡散し、重力などの関係で足に蓄積し疲労臭となってしまうんです。
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夏太りの原因はむくみにあり！足のむくみだけじゃない
むくみと言えば足なんですが、二重あご、二の腕のたるみ、ポッコリお腹もむくみが原因の可能性があると教えてれるのが、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。
あご、二の腕、お腹は脂肪がつきやすい場所で、単に太ったと思っている人が多いと思いますが、実は足と同じように重力の関係で水分が溜まりやすい場所でもあるんです。
冷え性が足以外のむくみの原因になる
足以外がむくむ女性に多い特徴が冷え性なんです。
冷え性の人は毛細血管の循環が悪いので、水分循環がうまくいきにくいです。なので、冷え性の人は足以外もむくみやすいんです。
特に夏は薄着で過ごすことが多く、クーラーの効いた部屋でも薄着で過ごす事が多く冷えに対して油断しがちでもあります。クーラーがついているところはかなり冷えますし、冬みたいに厚着をするわけにもいかないですからね。
むくみやすさのチェック！ここを触って冷え性を確認
むくみやすさのチェックをするのは二の腕を触るだけです。
二の腕を触って冷たいと感じる人は、足以外もむくみやすい可能性が高いんです。二の腕のひんやりに要注意！
むくみの改善はダイエット効果も期待できる！
全身のむくみを放置しておけば血行が悪化して、代謝が下がり結果、夏太りの原因になります。
余分な水分がたまった状態では濡れた水着を着ているようなものなので、むくみを解消すれば2～3キロ体重が減る人もいるわけなんです。
余分な水分を体から排出するわけだから、体重が減るのは当たり前ですね。なので、むくみの改善はダイエットの効果があるといえるんです。
全身のむくみ予防効果が期待できるのはカリウムを摂ること
全身のむくみ予防に効果が期待できる重要な成分があります。それが、カリウムです。
カリウムが体内の水分調整を行なう特に重要な成分で、利尿作用もあるのでむくみの予防には欠かせません。
暑い夏には、水溶性であるカリウムは汗と一緒に排出されやすんです。なので、夏にはカリウムをしっかりと摂ることが大事です。
例えばカリウムが多くふくまれる食材はこんな感じ
カリウムの豊富な食材で100gあたりの含有量は
- スイカ 120mg
- きゅうり 200mg
- にんじん 270mg
夏に食べるスイカとかきゅうりにカリウムが含まれていますね。でも、もっとカリウムが含まれている物があるんです、それがあずき
あずきにはむくみ予防に有効とされるカリウムが豊富 利尿作用が期待できるサポニンを含むのでむくみ予防にはすごくいいんです。あずきには1500mgのカリウムが含まれています。
むくみを解消！あずき茶の作り方
① 水洗いしたあずき（50g）をアルミホイルに重ならない様に並べます
② 並べたあずきをトースターで5分間加熱します
③ 加熱したあずきを水と一緒に皿に入れます。量はあずき50gに対して水400mlです。
④ ラップをしてレンジ（500W）で10分間温めるだけ。※やかんや鍋で煮出しても可能
ただし、腎臓疾患などの方はあずき茶を飲むのは、医師に相談して下さい。また、カリウムのとりすぎも良くないので、飲み過ぎにも注意してくださいね。カリウムを取り過ぎたら体に悪影響になります。大切なのはバランスです。
2分の運動でむくもを即効改善！むくみトリプルアタック
むくみの改善に重要なのは静脈です。人体の水分回収の9割を静脈が担っています。だから、静脈の血流をアップさせる事がむくみの解消に重要
①第二の心臓ふくらはぎを動かして血流をアップさせる
イスに座ったままかかとを上げ下げするだけです。 20回繰り返します。
②大腿四頭筋を動かして静脈の流れを改善
大腿四頭筋は足の中でもおおきな筋肉でふとももの前側にある筋肉です。
イスに座ったまま、ヒザを真っ直ぐに伸ばすだけ。これを、左右を交互に蹴り出していきます。左右合わせて20回
③深呼吸！横隔膜の動きで血液を心臓に引き上げる
深呼吸をする時に横隔膜が動きます。その動きで血液を心臓に戻そうっていう運動。
お腹をふくらませることを意識しながら深呼吸をゆっくりするだけでOKです。
この3つの運動を空き時間をみつけてしたり、テレビを見ながらしたり、仕事でデスクに座っている時にもすることができます。スキマ時間を見つけて運動を継続すると効果的です。
むくみは見た目にも、健康にもあまりいいことはないので、解消したいですね！まめにむくみの運動をやってみることをおすすめします。
それと、夏場にやりがちな冷たい水を一気に飲むこともやめましょう。冷たい水を一気に飲むと内臓が冷えむくみの原因になることも考えられます。こまめに水分を摂ることがむくみには予防効果的です。
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