起きたくない!寒い冬の朝にやってはいけない起き方とは

以前テレビ番組で放送されていた、冬の朝にやってはいけない習慣のひとつとして、冬の朝にやってはいけない起き方が紹介されていました。

冬の朝にやってはいけない起き方についてテレビで解説していたのが、朝の習慣を研究する医学博士の松生クリニック院長の松生恒夫先生でした。

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冬の朝に勢いよく起きると体に負担が大きく危険

寒い冬の朝、布団から出るのかなりつらいです…。

寒い冬は布団の中は最高に気持いいので、目覚まし時計を見ながらついつい二度寝してしまい、時計を見てびっくりして飛び起きる。

また、ギリギリの時間になっていなくても、意を決して自分を奮い立たせガバッと勢い良く起き上がる!

こうでもしないとなかなか起き上がることができません。寒い冬の朝はこれぐらいの覚悟が必要ですよね~

実はこの起き方は特に寒い冬にはNG行為です。

この行為は脳卒中など大きな病気を招く危険性が潜んでいるのです。

冬の朝は寒さで血管が狭まって、細くなっています。そんな状態で急激に起きると血圧が急上昇します。

細くなった血管にそれだけの圧力がかかれば、脳卒中の危険性も否めません。

ではどのような起き方をすれば安全なのでしょうか?

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寒い冬、血管に負担をかからないようにするための起き方とは

とはいえ、冬の朝は寒くて布団から出るのはつらい…。

そんな時に医学的におすすめな起き上がり方があります。

起き上がる前に、寝た姿勢のまま布団の中で手足の指を開いたり閉じたりする手足ののグーパー体操をして起き上がるのがいいのです。

なぜグーパー体操をして起き上がるといいのか

池谷医院院長の池谷敏郎先生が教えてくれます。

私達の体は寝ているときは副交感神経が優位になっています。

副交感神経が優位になっていると、血管が開くので、寝ているときは手足に血液が集まりやすいです。

起き上がる前に、布団の中で30回程度手足をグーパーすることで、全身の血流を促すのです。

ですから、脳の血流も良くなり体も温まるので、かなり起きやすくなるのです。

いきなり起きると、寒さから身を守るため、熱が逃げるのを防ぐために交感神経の働きが活発になり、

血管を収縮させます。そうなると血圧が急上昇してしまうのです。

副交感神経が活発なまま布団の中でグーパー体操が大切です。

まとめ

寒い冬の朝、起きるのは中々辛いですが、一気に起き上がって、体調を崩さないようにしましょう。

年を重ねると血管が硬くなっていて、負担がさらに増えてくるので注意が必要です。

エアコンのタイマーをかけて起きるようにするなど、暖房機器をうまく使って起きることも大切ですね。

ゆっくり起きて体に負担をかけないようにしましょう。

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