歯磨きのタイミングや歯ブラシの選び方。虫歯や歯周病から歯を守る

毎日欠かせない体のケアの1つに歯磨きがあります。歯が痛くならないために、長く歯を使うために歯磨きをすることはすごく大切ですが、どれだけ歯を丁寧に磨いても虫歯になったり、歯周病にかかったりすることがあると思います。

そう、毎日歯磨きをしても、間違った歯磨きをしていたら、突然の歯のトラブルに襲われるんです。

そこで、ソレダメで紹介されていた、歯磨きの新常識!知っておきいたい歯ブラシのことについてまとめました。

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歯ブラシはどのぐらいの期間を使うと変える?歯ブラシもちゃんと変えないと、歯に悪影響

歯ブラシはどのぐらいの期間で変えていますか?僕は、歯ブラシをみて毛先が広がってきたら変えるようにしています。

番組内の街角アンケートでも変えるタイミングは人それぞれで、1年間変えないという人もいたら、2ヶ月に1回という人もいますし、半年に1回という人もいます。

平均すると、半年の1回で歯ブラシを変える人が多いって言うことがわかったんですが、これは間違い。

正しい歯ブラシの交換時期は1ヶ月

そんなに早く交換しないと行けないの?ってびっくりしましたけど、1ヶ月が適正なんです。

そんなことをして使い続けた、歯ブラシの先端を電子顕微鏡で見ると歯ブラシ1本に細菌がびっしりです。

歯を磨いているどころか、歯に細菌を塗っている状態ですね。虫歯とか様々な病気になる原因になります。なので、1ヶ月程度歯ブラシを使ったら変えましょう!

歯磨きをする前に歯ブラシを濡らさない。歯磨き粉はちょっとつければ十分!

歯磨きをする時に、最初に歯ブラシを水で濡らしてから、歯磨き粉をつけていませんか?これをすると歯磨きがちゃんとできないんです。

歯磨きを濡らしてから歯磨きをつけると、必要以上に泡立ってしまい、汚れや細菌が落ちる前に歯磨きを終えてしまう傾向があるんです。

なので、歯磨きをする時は、最初に歯ブラシに歯磨き粉をつけるようにしましょう!そして、歯磨きを付ける量は、小豆程度の量で十分です。

歯を磨いたら、口をゆすぐ水の量は少しでいい!

歯を磨いた後は、歯磨き粉をしっかり落とそうと思って、たくさんの水で何回も口をゆすぎがちなんですが、これもゆすぐ回数が多すぎです。

口をゆすぐ時はおちょこ半分の量でも十分大丈夫なんです。

歯磨き粉の中には虫歯を防ぐフッ素が含まれています。口をゆすぎすぎると、フッ素を洗い流してしまい、せっかくの歯を守る成分を捨ててしまうことになります。

塩磨きまだやってる人いる?口の粘膜を傷つける可能性があるからしないほうがいい

塩を使ってごしごしと歯を磨いている人ってまだいますか?この塩磨きはあまりしないほうが良さそうです。

藤見歯科医院の古城祐子先生によると、塩磨きをするということは、口の中の粘膜を直接塩でゴシゴシ揉むことによって表面の粘膜をただ傷つけているだけなんです。

そして、傷ついた粘膜から細菌が侵入してしまう可能性もあるんです。なので、塩磨きはあんまりおすすめできないんです。

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歯磨きをするタイミングはいつ?食後に必ず磨くほうがいい?

歯を磨くタイミングって、わかってるようでわかってなくて、食後に歯を磨くっていう人が多いのではないでしょうか。でも、これって間違っている可能性があるんです。

朝の歯磨きは朝食後よりも起きてすぐがいい

朝の歯磨きって起きてすぐに磨くか、朝食後に磨くか悩みませんか。僕はすごく悩むんですけど、歯磨きは朝食後に磨くよりも、起きてすぐに歯を磨くのが正解

口の中の細菌が最も多いのは朝起きてすぐなんです。なので、歯を磨かずに朝食を摂るということは、食べ物地一緒に口の中の細菌を飲んでいるのと変わらないんです。

朝の口の中は細菌によって作られた、内毒素というものでいっぱいになっています。歯周病の原因菌などが持つ内毒素は、組織や骨まで破壊する威力をもつとても危険なものなのです。

さらに、口の中の細菌が作り出すプロテアーゼという酵素によって、風邪やインフルエンザなどのウイルスが体の中に侵入する手助けをしてしまうんです。

なので、起きてすぐに歯を磨くことで、内毒素を減らすことができ、病気を防ぐことにもつながるんです。

歯磨きは毎食後する必要はない?

古城祐子先生によると、歯磨きの回数を増やすことはあまりおすすめできないとのこと。

歯磨き粉には研磨剤が含まれているものもあり、必要以上に歯を磨きすぎると、歯磨き粉に入っている研磨剤が歯を削ってしまいます。

歯が削れてしまうと歯を磨いているのに虫歯の原因をつくることになるんです。

なので、正しい歯磨きは、

『朝起きたらすぐに歯を磨く』

『食後はうがいのみ、もしくはさっと磨く』

『寝る前にしっかりと歯磨きをする』

この3つを守って歯磨きをすることが大切です。

歯ブラシの硬さはどれがいい?やわらかめ・ふつう・かため。歯ブラシはどの硬さが適当なの?

歯ブラシは色々な種類があるから、どれを選んだらいいのかわかりません。なるべく安いものだったり、自分の好みの形で選んだりしてしまいますが、それはあまりよろしくありません。

歯ブラシは、大人はやわらかめ、子どもはかためを使うことがおすすめです。

子供の歯ブラシは硬めがいい理由

子どもの歯磨きの目的は虫歯予防のためにおこなうもの、かための歯ブラシを使うことで歯の表面の汚れを落としやすく虫歯を予防できるんです。

また、こどもようの歯ブラシは硬めを使ったとしても、毛の先端が丸く傷つきにくい構造になっているので、子ども用の歯ブラシを使ってくださいね。

大人の歯ブラシはやわらかめがいい理由

大人の歯ブラシの場合は、歯周病を予防することが目的です。

日本人の成人の約8割が歯周病にかかっていると言われています。そのため毛先が細く長いやわらかめの歯ブラシで、歯と歯茎の間を優しく磨いて歯周病ケアをすることが大事です。

そして、歯ブラシの形も気にする必要があります。歯並びの悪い人は山切りの毛先がおすすめです。山切りの歯ブラシは、歯が均等に生えていなくても、歯と歯茎の間にしっかりとフィットして汚れを落とすことができます。

そして、歯並びがいい人はヘッドがコンパクトで幅広タイプの歯ブラシがおすすめ。ヘッドが幅広だと、1度で上下の歯と歯茎の間の汚れを同時の落とすことが可能です。

先日歯科医院ですすめられた歯ブラシは、シンプルなものを選べって言うことだった

テレビでは山切りカットのものとか、ヘッドの広いものとかすすめられていましたが、先日歯医者さんで歯を見てもらって、どんな歯ブラシがいいのか聞いたら、ブラシはストレートな物がいいっていわれました。

山切りにカットしてあったりすると、ヘッドの形に合わせて歯を磨かないとなかなか汚れが落ちないんだそうです。

なので、誰でも簡単に汚れが落とせるものはストレートで細めのシンプルなヘッドということでした。

この歯ブラシの方が歯と歯茎の間をちゃんと磨けるからってことで、1ヶ月間、歯医者さん(正確には歯科衛生士さん)にもらった歯ブラシで歯を磨く事になりました。

 

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使った後の歯ブラシはどこに置いている?置いている場所が間違っていたら、歯ブラシは細菌だらけに!

歯ブラシは磨いた後のケアもすごく大事!歯ブラシは使った後、すぐに乾燥させることがすごく大事なんです。

だから洗面台の鏡の裏にある歯ブラシたてに使ってすぐの歯ブラシをなおすのはダメなんです。洗面台の種類にもよりますが、通気性が悪いことが多いので、細菌が繁殖しやすいんです。

なので、使い終わった歯ブラシは、窓際においておく事がおすすめです。窓際だと日差しも当たりやすく、風通しが良いので、保管するのに最適なんです。

1つのコップにたくさんの歯ブラシを入れたらダメ

歯ブラシは洗面台の鏡の裏に収納することはなくても、1つのコップに入れて置いてるっていうところもあるはず。

これももちろんダメです。歯ブラシ通しが触れることになるので、歯ブラシの雑菌が感染してしまいます。なので、1つのコップにまとめて歯ブラシをいれて保管するのもやめてくださいね。

家族で同じ歯磨き粉を使用するのもダメ!雑菌が伝染る?

歯磨き粉は家族で共有していることも多いんですが、それもあまりよくないんです。

歯磨き粉を歯ブラシに付ける時どおしても、歯ブラシに歯磨き粉の先端がついちゃいますよね。これだけでも雑菌が感染ってしまう可能性があるんです。

ちょっと神経質な気もしますが、気になる人は自分専用の歯磨き粉を使うことをおすすめします。

歯磨きをしっかりとしていても、やり方を間違っていたら、虫歯とか歯周病の原因になります。自分の歯ブラシをしっかりと見直すことが大事です!

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