老化を防止に期待!老化ストップホルモンが分泌されるには?

2月14日放送のみんなの家庭の医学では、老化を防ぐことができるのに期待できるホルモンがあるという超耳寄りな話が放送されていました。

老化ストップホルモンは、世界各地で研究され、老化を内側からストップさせた症例が次々と報告されているんです。心臓・脳・血管・筋肉様々な臓器の老化防止効果が期待されています。

同じ歳でも見た目や身体が違うそれは老化ストップホルモンの量の違い?

同じ年齢でも、見た目が若くて健康的な人もいれば、年相応の見た目で、高血圧とか血管年齢が高いなどそれなりに身体の不調を持っている人もいます。

見た目が若い人と年相応の人の老化ストップホルモンの量を調べると、前者が23pg/mlで後者が13pg/mlと2倍近い老化ストップホルモンの差があったんです。

番組内では、見たい目が若い女優さんの老化ストップホルモンの量を調べていましたが、もちろん、老化ストップホルモンの量が多いだけではなくて、血圧なども正常範囲で、血管年齢も若いということもわかりました。

老化ストップホルモンはもちろん見た目だけではなく、身体の中の若さを保つことを可能にするんですね!

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男性ホルモンと女性ホルモンは体格や性格を決める?

ホルモン研究の権威、慶應義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授の伊藤裕先生が番組内で老化ストップホルモンについて講義をしていました。

ホルモンってなんだっけ

ホルモンは全身の様々な臓器から分泌されていて、様々な効能で体調を整えてくれます。たくさんの数のホルモンが存在しますが、その中でもよく耳にするのが男性ホルモンと女性ホルモンですね。

ちなみに、男性ホルモンはテストステロン、女性ホルモンはエストロゲンとプロゲステロンのことを指します。

このホルモンの影響が体格や性格にも関係しているんです。男性ホルモンは意欲的な性格でガッシリとした体格を作り、女性ホルモンは穏やかな性格で丸みのある体格を作るなど、男性らしさ、女性らしさをそれぞれ作るわけです。

男性も女性もこの2つのホルモンを持っていて、男性ホルモン・女性ホルモンのバランスで、性格と体格が作られると伊藤先生は話します。

男性ホルモンと女性ホルモンのバランスを簡単に知るには、自分の利き手を見る

自分の利き手の指をまっすぐに伸ばして見て下さい。そして、人差し指と薬指の長さを比べてみます。どちらが長いかで、男性ホルモン女性ホルモンどちらのホルモンの影響を受けているのかがわかります。

薬指が長い人は、男性ホルモンの影響が強いタイプです。逆に人差し指が長い人は女性ホルモンの影響が強いタイプになります。

母親のお腹の中にいた胎児の頃の話、この時に男性ホルモンが多く分泌されていると、理由はわからないのですが、薬指が長くなるんです。なので、薬指が長い人は男性ホルモンの影響を大きく受けている可能性があるんです。

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老化ストップホルモンはグレリン。グレリンを分泌させるには空腹がポイント

少し話が、それましたが、ホルモンは、各臓器から血中に分泌されて、身体を調整するもの。その中にグレリンというホルモンがあり、グレリンが老化ストップホルモンなんです。

グレリンは1999年に日本で発見されたホルモンで、見た目だけではなく、心臓・血管・腎臓などの臓器に働きかけ若々しくする効果が期待されています。

グレリンがなぜ老化をストップさせる効果が期待できるのかそれには、老化の原理を知ることが大事なんです。

老化するってどういうこと

私達の身体は60兆個の細胞からできています。細胞一つ一つが運ばれてきた酸素を使ってエネルギーを作り出すことで、身体を動かすことができ、生きることができます。

歳を重ねていくと、60兆個の細胞一つ一つが酸素をしっかりと使えなくなり、エネルギーを作る効率が低下してしまいます。

なので、しっかりとエネルギーを作られず、身体を動かしづらくなってしまうんです。体内に取り込まれて使われなかった酸素は老廃物となり、細胞自体を傷つけてしまいます。

どんな人でも年齢を重ねていけば細胞は不完全燃焼する状態になってしまうんです。

グレリンは細胞でしっかりとエネルギーを作ることを助ける

老化ストップホルモングレリンを分泌することができれば、60兆個ある細胞がしっかりと酸素を使ってエネルギーを量産できるようになるんです。

なので、取り込まれた酸素が不完全燃焼をさせることを防ぐ効果が期待できるんです。

マウスを使った実験では、何も投与されない、マウスに比べて、1週間グレリンを投与されたマウスは、ランニングマシンの上を走っても、バテにくかったんです。グレリンが、弱った細胞の力を回復させることで、筋肉の持久力が向上したとかんがえられるんです。

グレリンは体内で安全に簡単に作ることができる

間食をせずに、普通に食事をしていれば、グレリンは分泌されてます。

グレリンは空腹を感じ始めると胃から分泌されます。そして、空腹状態がピークになると、グレリンも大量に分泌され、胃が刺激されることで、お腹がぐぅ~ってなると考えられています。

そう!グレリンの分泌を促すには、ぐぅ~っとお腹が鳴るまで、お腹を減らすことなんです。なので、間食をせずにしっかりとお腹を減らしてから食事をすることが、老化ストップにすごく重要なんです。

 

ただ、グレリンの研究は始まったばかりで、グレリンの分泌がどれくらい即効性があるのか日本では実験は行われていないそうです。番組では1人の被験者を対象に行なっていましたが、間食をやめて、お腹を減らしてから3食を食べることで、体内の老廃物の量は減っていました。

 

老化を少しでも防ごうと思うと、規則正しく食事を摂る事が大事ですね!間食をシすぎている人は、間食をやめるだけでもそれなりに効果がきたいできそうですね!

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