認知症を予防するためにMCIに気づく3つの方法

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10月9日サタプラで認知症の初期サインのお話がされていました。自分が若くても大丈夫って思っても、問題はそんなに単純ではありません。

親が認知症になったら超大変!ワタシたちの生活も大変なことになります。施設に閉じ込めとけばいいや…そう簡単にはいかないですよ。

認知症になってしまうと、元の状態に戻すのが大変です。

だから、近くにいる家族が、認知症の最初の症状を見抜くことがすごく大事!認知症のスペシャリスト、メモリークリニックお茶の水院長の朝田隆先生。朝田先生は厚生労働省の認知症研究班代表も務めています。

そんな、朝田先生が言うには、認知症を早期発見して、対策をとれば進行を遅らせることができるだけではなく、20%の確率で特にMCI(軽度認知障害)の人正常に戻るという結果も出されているというんです。

つまり、家族が早く認知症の初期に気がついてあげることができれば、何もなかったように元気に生活をすることができるんです。

それでは、認知症の初期サインを見抜く3つのチェック法を紹介します。

認知症の初期サインを見抜く3つの簡単チェック法

食器ひっくり返し

食器ひっくり返しは、テーブルの向かい側に置いてあるし器を180度ひっくり返して、同じ状態に並べるテスト。

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相手の目の前に上の写真の様に食器が並べてあったら、向かい合った座席に座って、これと同じように食器を並べていきまうす。

おかずやごはん一皿ずつ向きがあっているのか丁寧にやっていきましょう。

これは、図形を頭の中でひっくり返して、再現することができるかどうかを確認するテストです。頭の中で図形を自由に回転することができないと、方向感覚が衰えている可能性があるんです。

方向感覚が衰えると、徘徊などの原因にもなるかもしれないので、チェックしてみましょう!

特に、60代以上の人は要チェック!3つ以上間違えたら、軽度認知症の可能性あります。

ながらネギカット

ながらネギカットはそのまま、です。なにか別のことをしながらネギを切ることができるかというものです。

やり方は、数を数えながらネギを均等になるように5等分に切ります。数を数えながら、切る時にやってはいけないのは、こちら…。

  • 数を数えるのを忘れる
  • 5等分ではない
  • 明らかに長さがバラバラ

1つでも当てはまると認知症の初期サインかもしれません。

これは、2つの行為を同時にすることができるかを見るテストになります。同時に2つの事をできるかどうかというのは注意力が低下していないかどうかということを見るチェックになります。

この注意力の低下は認知症の初期にかなり見られる症状になるんです。

注意力が低下すると、こんなことにも…料理で火を使っていて、その間に洗濯物をしていると、火をつけていたことを忘れてしまうなんてことに…。火事の原因になったりもするので危険です

魔法のコトバ

認知症の初期サインを見抜くために、魔法の言葉があるんです。その言葉が…

「昨日のニュース、何があった?」と聞くだけです。

この質問をした後の相手の反応がポイントです。認知症になると最近のことを覚えるということがしにくくなります。なので、認知症の症状があると、最近のニュースのことを聞かれても、答えることができないんです。

そこで、相手がすることは、物忘れしたことをごまかすために、話題を変えたりしてきます。

自分の物忘れを認めたくないので、取り繕うとしてしまうんです。それにきがつくことができるのに最適な質問なんです。

食事の質問でもいいんですが、一緒に住んでいないと、昨日の食事の内容は合っているかどうかわからないでですよね。

昨日のニュース何があったっていう質問は、離れ離れに暮らしていても、簡単に聞くことができますし、正解もわかりますよね。電話をした時に聞くようにしてくださいね。

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認知機能を鍛える訓練法

図形の認知を鍛える

時計を逆さ読みにすることで頭の中で図形を動かす訓練をすることができます。

例えば下の図は時計が逆さまになっています。何時何分を表しているでしょうか?頭の位置はそのままで、図形を頭の中でひっくり返して、時間を読んでみてくださいね!

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このような逆さ時計の時間を読むことで、頭の中で、図形の位置をかえる練習をすることでき、図形の空間認知の能力を鍛えることができます。

グー・チョキ・チョキ・パー

注意力を鍛えるのに最適なのが、グー・チョキ・チョキ・パーです。つぎの順番でテンポよく、じゃんけんをしてみましょう!

グー

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チョキ(ピストル)・チョキ

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チョキ・チョキ(ピストル)

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パー

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チョキの時に、左右の手で違うチョキを作るところが、難しいんです…。

最初はなかなかできない人も多いかもしれませんが、慣れてくると簡単にできるようになります。簡単にできることが大事なんではなくて、新しいことを初めて試行錯誤している時に、脳がフル回転して、注意力を鍛えることになるんです。

コグニサイズなんかも同じことですよね!

毎日ちょこちょこやっていくと、いい頭の体操になります!

記憶力の低下を防ぐ脳トレ

記憶力の低下を防ぐ脳トレは色々とあります!サタプラで紹介されていたのは、最初に写真を見て、記憶して次の写真のどこが入れ替わっているのかを見るというものでした。

記憶力の低下を防ぐ脳トレもたくさんあります。その中でも、認知症のプロ朝田先生がすすめる、効果の高い方法をすることが正解なので、朝田先生の本を紹介しておきます。

効く!「脳トレ」ブック (単行本)

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認知症を防ぐためには、早期発見!家族が、その人をどれだけ見ていて気がつくことができるかがポイントです。

親と一緒に住んでいなくても、一緒に住んでいても、こまめにコミュニケーションをとることがすごく大切です。

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