夏になるとうっとおしいのが蚊。

蚊に刺されないように、対策をしても気がついたら蚊に刺されてかゆい…。

で、蚊に刺された時のかゆみには、ムヒを塗ったり、キンカンを塗ったり、薬をつけるのが普通だと思うですが、手元に薬がない…。

そんな時に、蚊に刺された時に痒みを止めるついやってた事ってないですか?

この方法は本当に効果的なのか?本当に使える痒み止めることができるのか?検証していたのでまとめてみました。

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蚊にさされたところを爪を使って十字でばってんを作ってかゆみ対策

ぷくっと膨れたところを爪で十字に押し付ける。子供の頃はよくやってました。なんだかかゆみが止まる気がするんですよね。

蚊にさされて腫れているところにグッと爪で押すと、痛みのせいなのか痒みが止まる気がするんです。

このバッテンの方法の効果について、専門家の見解はコチラ!

木沢記念病院の病院長北島康雄先生によると、皮膚に爪でバッテンをつけると、皮膚の表面に傷がついてしまいます。

その傷が原因で、蚊にさされたのとは関係のない、かゆみの連鎖反応が起きてさらにかゆくなる可能性があります。

なのでこの方法は蚊に刺された表面に傷がつき、意味がないを通り超えて逆効果になるので、しないほうがいいです

タマネギを蚊に刺されたところに刷り込んで、かゆみをとる

蚊にさされたところに、輪切りにしたタマネギを1分程度すりこみます。コレを試してみると、なぜだかかゆくない…。

タマネギをすり込むと蚊にさされた痒みは消えてしまうのです。

玉ねぎを刷りこむと、かゆみがとれるその理由は…

蚊にさされると刺されたところにヒスタミンが大量に分泌されます。

ヒスタミンはその周辺の毛細血管が拡張することによって、かゆみの神経を刺激します。そうすると蚊に刺された後のいや~なかゆみに襲われるんです。

蚊に刺されたところにタマネギをすりこんでいくと、ヒスタミンによって拡張子した血管が玉ねぎの摩擦で収縮して痒みが収まるんです。

効果はありますが、玉ねぎを刷り込む気はあまりしません(笑)

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バナナの皮を蚊にさされたところに刷り込む。

先ほどのタマネギと同じ要領で蚊にさされたところにバナナの皮をあててすり込んで行きます。コレもタマネギと同様にかゆみが消えます。

その理由もタマネギと一緒です。

バナナを刷り込んだ摩擦によって、ヒスタミンの作用で拡張した血管が収縮することによってかゆみが消えます

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歯磨き粉を蚊にさされたところに塗りこむ

これも玉ねぎ、バナナと一緒ですね、蚊に刺されたところに歯磨き粉を塗りこむとかゆみは止まります。

歯磨き粉を塗っただけ、ピタッとかゆみは止まります。そして、歯磨き粉を拭きとった後も、蚊にさされた部分を動かしていくとスースーして気持ちがいいのです。

なんで歯磨き粉でかゆみが止まる?

歯磨き粉も先ほどのタマネギやバナナと同様に、すり込んだ事による摩擦の作用で毛細血管が収縮し痒みがとまっているのがひとつ。

もうひとつは、ハッカの成分が摩擦で浸透させることによって、毛細血管を収縮させ、スースーする快感と同時にかゆみを抑えることが出来るのです。

50℃のお湯で温めた10円玉を蚊にさされたところに置く

50℃のお湯の中に10円玉を入れてまずは温めます。そして、50℃に温めた10円玉を蚊にさされたところに置いて1分待つと、なんとコレでもかゆみが消えます。

10円玉で蚊に刺された痒みが消える理由は…

50℃前後の熱に対してはヒスタミンによって拡張した血管は収縮します。つまり蚊にさされた時の毛細血管は冷やしても温めてもかゆみをとることができるんです。

 

巷にあふれる蚊に刺された時のかゆみを止める対策の実験とその結果をまとめましたが、患部にバッテン意外はある程度効果があることがわかりました。

でも、普通にかゆみ止めを使ってかゆみをとるのがベターですね。

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