キッチン周りは毎日料理で使うので、ちょっと掃除をサボると、汚れが溜まって大変だし、汚れが溜まるとなかなか落ちないから、仕方ないかってあきらめちゃうんですよね。
でもちょっとした工夫をすれば、なかなか落ちない汚れも劇的に落とすことができるんです。
キッチン周りでも汚れが落ちにくくて困る
- 電子レンジ
- コンロ
- レンジフード
- グリル
- アルミ鍋
- シンクの排水口
の汚れの落とし方を紹介していきます。
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電子レンジの油汚れを簡単に落とす2つの方法
電子レンジの油汚れ、普通に掃除してもなかなか落ちません。仕方ないか…と思って、掃除をしないでほったらかしにしておくと、どんどん汚れが溜まって、ますます大変なことに…。
食べ物を扱う所なので少しでもキレイにしておきたいんですけど、なかなか大変ですよね。そんな電子レンジの油汚れを落とす方法を紹介します。
みかんの皮を使って電子レンジの汚れを落とす方法
電子レンジのそうじで役に立つのはみかんの皮です。みかんの皮がなぜ役に立つのかというと、みかんの皮に含まれる「リモネン」です。リモネンは脂肪を分解する性質があります。電子レンジでみかんの皮を温めることによって、水分と一緒に拡散したリモネンが油汚れに吸着し、こびりついた油を浮かせるので落としやすくなります。
- みかんの皮を軽く洗います。
- 耐熱皿にみかんの皮を入れて500Wで5分間チンするだけです。
- そして、みかんの皮の白い方で汚れを拭いていくと、どんどん落ちていきます。
- 仕上げはキッチンペーパーなどで軽く拭けばOKです。
臭いも汚れもスッキリです。みかんの皮を使うのが面倒だったら、リモネンの成分が含まれた洗剤があるので、そのような洗剤を使うと良いですね!「潔癖王子石黒英雄がおすすめ!絶対買いたいお掃除便利グッズ」で紹介しています。
ビールと粗塩を使って、電子レンジの油汚れを落とす方法
電子レンジの油汚れを落とすのに使うのは「ビール」と「粗塩」です。まずは、方法から紹介しましょう。
- 電子レンジの汚れている部分にビールをかけます。
- 続いてビールをかけた部分に粗塩をふりかけます
- ラップをくしゃくしゃにしてそれを使って磨いていきます
ビールと粗塩で電子レンジの汚れがなぜ落ちる
これはビールに含まれるビタミンEとアルコールが油汚れを分解して浮かしてくれます。そして、塩の粒子を凹凸の多いラップでこすりつけ油汚れを絡めとることができるんです。洗剤を使わなくても、ガンコな油汚れをとることができます。
食べ物を使う場所なので、洗剤を使うのは嫌って時にはみかんの皮とか、ビールに粗塩を使って、レンジの掃除をしてみるといいですよ。
ただ、電子レンジの材質に寄っては合わなかったり、傷が付く場合もあるので注意してください!
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コンロの油汚れを簡単に落とす方法はホット重曹水を使う
電子レンジにつづいて、コンロの油汚れもなどがこびりついてなかなか落ちないですよね。この汚れも簡単に落とす方法があります。それがホット重曹水です。
ホット重曹水の作り方と用意するものはこちら。
床の汚れを落とす時に使う「ドライシート」(クイックルワイパーみたいなもの)・「お湯」・「重曹」の3つを用意します。そして、お湯は約40℃のものを150cc用意して、その中に重曹小さじ2を入れて溶かしてホット重曹水を作ります。
ホット重曹水ができたら、こびりついた油汚れの上にドライシートを置き、ホット重曹水を吹きかけます。そうすると汚れがかってにドライシートに吸着してくれます。
ドライシートは線維が細かく吸着力がしっかりとしています。なので、ホット重曹水を吹きかけると浮き上がった油汚れを残さず吸着してくれるんです。10分ほどおいておくと、汚れがキレイに落ちていきますよ。
レンジフードを簡単にピカピカにする方法
レンジフードはちょっと掃除しないと、油でギトギトになり、そこにホコリがついて大変な事になりますよね。こんな状態だと雑菌のたまり場になる危険性もあります。
こんなレンジフードの油汚れを簡単に落とすには灯油を使います。
- 灯油を少量乾いた布に染み込ませます。
- そして軽く拭くだけでみるみるうちに油汚れが落ちていくのです。
灯油を使うとなぜ落ちる
油は分子量が同じものに馴染み溶けるという性質があります。これを利用すると、しつこい油汚れは灯油で簡単に拭き取ることができます。
灯油で汚れを落とした後は、仕上げにオリーブオイルを塗っていくと、オリーブオイルが薄い膜になって油やホコリがつきにくくなりますよ。
ただ、灯油を使って掃除をする時は換気をしっかりとすることと、灯油がコンロにこぼれないよう十分に乾かしてから使ってください!火事になる可能性があります。
グリルの油汚れを簡単に落とすには片栗粉
魚を焼いたあとのグリルの掃除って超めんどくさいですよね。これが嫌でグリルで魚を焼かないという人も多いはず…。ワタシもそうです。そんなグリルの掃除を、簡単にする方法を紹介しましょう。
用意するのは片栗粉です。
- 水300ccに対して片栗粉を大さじ7入れます。この分量をしっかり守ってください。
- しっかり片栗が混ぜるまで混ぜます。
- 混ざったら、グリルに流しこみ、約3分間加熱します。
- 3分加熱したら、1時間そのままにしておきます。
- そうすと油汚れが固まった状態になるので、めくってゴミ箱にポイします。
- 最後に、水で軽く洗えば完成です。
時間はかかりますが、スポンジを使うことなく、掃除することができます。臭いも油汚れもしっかりと落ちます。
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アルミ鍋の黒ずみを取る方法
長年使い込むとアルミ鍋の底には黒ずみができてなかなかとれませんよね。これを簡単に取る方法があります。使うアイテムはリンゴの皮とりんごの芯。
要するにりんごの食べることができない部分を使います。
- 黒ずんだ鍋の中にりんごの皮と芯をいれて、水をいれます。
- 後は沸騰させたお湯で15分程に煮込みます。
- 煮込んだ後お湯が冷めたら、鍋からりんごの皮と芯を取り出すと鍋がほとんど綺麗になっています。
- 仕上げにスポンジで軽く擦るだけで、新品のようにキレイになりますよ。
なぜアルミ鍋の黒ずみが落ちる?
黒ずみは麺を茹でた時などに、ミネラル分がアルミと化学反応を起こして変色してしまいます。りんご皮を煮込むと、りんごからでる有機酸がミネラルを分解して黒ずみをとってくれるんです。
シンクの排水口のぬめりを簡単にとる
シンクの排水口は常に水分にさらされていて、ぬめり汚れがたまりやすいですよね。ちょっとおいておくと掃除をするのが嫌になります。そんなぬめりを簡単に落とす方法があります。
割り箸にアルミホイルを巻きつけた物を用意します。そして割り箸につけたアルミホイルで排水口のぬめりの汚れをとっていきます。これだけで、簡単にぬめりがとれてキレイになります。
アルミホイルでぬめりが取れる理由
アルミホイルは水をかけると金属イオンが発生します。発生した金属イオンにはぬめりの元である細菌を除去する効果があるのです。
掃除が終わった後、排水口のゴミ受けの中にアルミホイルをピンポン球サイズに丸めた物を数個入れておくだけで、金属イオンが細菌の発生を防ぎぬめり防止になるのです。
キッチン周りの色々な掃除の方法を、紹介しました。実際にできるもの、できないものはありますが、なかなか落ちない汚れには是非試して見てください!
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