スマホゲームにハマっているその首。ストレートネック大丈夫？

肩こりやそれに伴う頭痛など、生活習慣が原因になっていることが多いです。最近ではパソコン・スマホ・携帯型ゲームなど首を前に傾けて何かをするという機会がめちゃくちゃ増えています。

下向きで作業を続けていると首の骨（頚椎）のカーブがなくなり、首の骨がまっすぐになってしまいます。この状態をストレートネックと言います。

頭の重さは体重50kgの人で約6kgあると言われています。5kgのお米をもてばその重たさわかりますよね。それより重いんですよ…。

そんな重たい頭が首の骨と周りに付いている筋肉に寄って支えられているのです。

さらに頭の重たさを効率よく支えるために首の骨は前にカーブしていますが、ストレートネックになるとその重たさをうまく分散できず骨や首を支える筋肉の負担になってしますのです。

そしてスマホなどを使っている首が前に行く状態は、首への負荷が3倍とも言われています。

ストレートネックになると次の様な症状がでます。

どの症状が出てもかなりしんどいです。スマホを下向きで使っている時間が長い人は特に上記の症状が出やすいと思います。

仕事でパソコン・タブレットを使って家に帰ってもおんなじことをしていれば首の筋肉は休まる暇もありません。

ずっと働き詰めの筋肉は硬くなり血液の流れも悪くなって痛みが出るという悪循環に陥ってしまうのです。

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①壁に背を向けてたち頭・肩・腰・踵を壁にピッタリとくっつけます。

②①の状態で頭を壁につけたまま下を向きます。

首の骨にカーブがあればしっかりと首を動かすことができるのですが、上記の状態で首が下に動かなければストレートネックになっている可能性があります。

①背中を壁に向けます。

②両足を壁から半歩前に出します。

③②の立ち位置から壁に頭をつけます。

その時に体がまっすぐになるようにします。（耳・肩・股関節・踝（外果））を結んだ線が直線になることをイメージしてください。

④③の状態を作れたら、大きく手と足踏みをします。

この時に頭の位置を動かさないようにすることがポイント。そして体がまっすぐになる意識は絶対に持ってください。楽しようとするとお腹が前に出たり、後ろに下がったりしますよ。

1セット足踏み10回を1日1～2セットすると効果的です。ただし、体調に注意して無理をしないようにしてください。無理をすると逆効果になります。

最初は誰かに自分の姿勢を診てもらうといいですよ。無理なくちゃんと出来ると首の動きが出てくるのもわかります。

首の後ろには自律神経が集中している部分があります。普段は首の筋肉によって守られているのですが、筋肉が硬くなることで自律神経を圧迫し、全身の不調を招くという説があるのです。

自律神経は消化・呼吸・血液循環などの生きる活動をオートマチックに調整しているのです。

だから、自律神経の働きが乱れると全身に症状が及ぶと言われるのです。

私の経験からも、首の状態を良くしてあげると、首以外の症状が改善するということを経験しているので、全て正解ではないのですが、間違ってはいないとは思います。

スマホやパソコン・タブレットを常用している人は首の痛みや頭痛だけではなく全身への不調を引き起こす可能性も秘めているのです。スマホなどなど情報端末は手放せないアイテムで使わないわけには行きません。

このようなものを使うのであれば、体をケアする時間を作ってあげる事が大切です。

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