1月12日放送のひるたつの特集は、夏バテより怖い冬バテでした。
冬バテってなんだか聞き慣れない言葉ですよね。そんな冬バテについて教えてくれていたのが、仙台医療専門学校基礎医学講師の川上智史先生です。
お正月が終わり、仕事が始まって一週間、中々いつものペースを取り戻せずに疲れが溜まっているな…という人も多いはず。
そんな症状って正月疲れだと思いがちですよね…。しかしその症状が冬バテかもしれないのです。
冬バテを自覚せずにほっておくと、心臓や脳になにかしらのダメージを与える可能性が考えられるのです。つまりは、心筋梗塞や脳卒中の可能性が考えられるということなのです。
冬バテの主な症状は
- 冬太り
- 睡眠障害(寝つき、寝起きの悪さ)
- 長引く風邪
などなどの症状があげられます。そして、心筋梗塞や脳卒中の原因の一つとして冬バテが言われているのです。
なぜ冬バテが脳卒中などに関係する?
冬バテの主な原因は自律神経の乱れと言われています。理想とされる交感神経と副交感神経の働きが1:1なのですが、このバランスが崩れていると、冬バテの原因になるのです。
自律神経の働きには
- 血管の伸び縮みの調整
- 体温の調整
というものがあります。もちろんこれだけではありません。ほんの一部です。
冬の寒い時期は熱を逃さないようにするために、血管を縮めることによって、血液の流れを少なくして、体から熱が奪われるのを防ごうとします。
この働きをするのが交感神経です。
交感神経が優位な状態が続くと、血管にストレスがかかり、心臓や脳にダメージを与える可能性があるのです。そのために、脳卒中や心筋梗塞の危険性が上がってしまうのです。
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冬バテを予防する
そのような冬バテを解消するための方法を紹介します。
噛む回数を増やす
冬太りに関しては普段の食事の中で噛む回数を1口で20回以上にすることで、満腹中枢を刺激し、食事を摂る量を減らすことができます。冬太りの解消にも役立つのです。
タコとアサリを食べる
自律神経が乱れると、免疫力が弱ってしまいます。そのために風邪をひくと長引きやすかったりするのです。
そんな時にオススメな食材がタコです。タコに含まれるALAというアミノ酸が免疫力を強化するといわれているのです。
そしてタコ一緒にアサリを摂ることで、アサリに含まれる鉄分が体内へのALAの吸収を助けるのです。
ゴルフボールで足裏マッサージ
ゴルフボールを足の裏でコロコロ転がすだけ。痛気持ちいい程度に、30秒間コロコロ転がすだけです。左右どちらの脚だけでOKです。
これだけで簡単に副交感神経が優位になっていきます。
冬バテ注意!小林弘幸が教える自律神経の整え方で心を健康にも参考にしてください。
まとめ
冬バテになって自律神経のバランスが崩れると、風邪が治りにくくなるなど免疫力の低下や、交感神経が頑張りすぎて、脳卒中などの血管系の病気になる可能性が考えられます。
簡単にできるゴルフボールマッサージから試してみて、タコなどを意識して摂ってみるのもありですね。
さっさと冬バテを解消して、いつもの調子を取り戻しましょう!
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